内藤雄士が分析 トッププロの企業秘密
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不動裕理 ダウンスイングは肩口まで両脇を締める
2000年から6年連続で賞金女王の座に君臨し続けていた不動裕理プロは、女子ツアーのオールドファンには懐かしい存在だと思います。そのスイングは、不動プロを内弟子のようにして、手塩にかけて育てた元JLP…
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藤田寛之 トップで静止して打ち急ぎを防ぐ
40歳を過ぎて勝ち星を伸ばし続ける藤田寛之プロは、まるで全盛期のジャンボ尾崎プロのようです。しかし、ジャンボさんがビッグドライブでコースをねじ伏せるようにして戦ったのとは対照的に、藤田プロは正確なシ…
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手嶋多一 スタンスを狭くしてオープン気味に構える
今年のミズノオープンで優勝した手嶋多一プロは、1995年にシード権を獲得して以来、その地位を守り続けてきたステディーなベテランプレーヤーです。一昨年は賞金ランキング70位と手嶋プロにとってワーストと…
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横峯さくら 重心を落としたガニ股のアドレス
今シーズンから米女子ツアーに本格参戦している横峯さくらプロ。ゴルフファンなら誰もがそのスイングを思い浮かべられるほど、独特のフォームの持ち主です。それは、極端なオーバースイングとフライングエルボーで…
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宮里藍<2>飛距離を生むハイトップ、ハイフィニッシュ
宮里藍プロの大きなスイングの特徴のひとつに、ハイトップ、ハイフィニッシュというものがあります。 トップの手の位置が高く、それと対称形になるように、フィニッシュでも手の位置が高くなっています。 …
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宮里藍<1>両足で地面をがっしりつかみ重心をキープ
宮里藍プロは現在の女子ツアー人気に火をつけた立役者です。 高校生でプロに交じってミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで優勝したのが2003年。そこから女子ブームが開花したといっても過言では…
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インパクト効率を高める近藤共弘のコンパクトなトップ
近藤共弘プロとの出会いは、僕にとってちょっと衝撃的なものでした。 アマチュア時代の近藤プロは、日本ジュニア選手権を皮切りに、日本アマチュア選手権を2度も制するなど、数々のアマタイトルを持つ…
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田中秀道<2>柔らかい体生かし目の位置がズレないスイング
倉本昌弘プロの体の特徴は、筋肉質で胸板の厚いところですが、可動域は、それほど広くはありません。もちろん一般アマチュアと比較すれば、日頃からスポーツ選手としてストレッチなどを怠ってはいませんので、決…
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田中秀道<1>小さなトップから小気味よいスイング
デビュー当時の田中秀道プロは、体を回す意識がなく、肩甲骨の可動域の広さでスイングしていたという説明を前回しました。 絶好調のころの田中プロのスイングを見ると、顔が真っすぐボールに向かい、その…
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倉本昌弘<2>体重移動を意識させないスイング
倉本昌弘プロのスイングをお手本にして、体重移動より体の回転が大切だと前回説明しました。もっと極端に言えば、体重移動についてスイングをつくる上で、まったく考える必要がないとさえ僕は思っています。 …
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倉本昌弘<1>ハンドアップからアップライトにスイング
前傾姿勢が浅く、膝をほとんど曲げない倉本昌弘プロのアドレスは、身長164センチとは思えないほど、大きく見えます。もし倉本プロが身長180センチの青木功プロのように、前傾姿勢を深くして、ハンドダウンで…
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スイングで大事なのは体重移動より回転運動
ツアープロコーチの内藤雄士です。 ツアープロに帯同して国内ツアーはもとより、海外ツアーでも数多くのプロゴルファーのスイングを見てきました。その経験を生かしてアマチュアに役立つゴルフテクニッ…