井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場
-
<122>超大国のド迫力 北京で改めて思う力の失せた日本
「北」という漢字が選ばれたからではないが、年の締めにと思い、中国の北京に旅行してきた。大空港についてマスクを取り出したが、予想外だったのは大気がPM2.5汚染に見舞われてなくて、東京と変わらなかったこ…
-
お寒いことだらけ あらゆることが極北に達した一年だった
今年は「北」という漢字を、清水寺の貫主が選んでいた。実に当たっていると思った。あらゆることが、もう「極北」、つまり、その限界に達してしまった一年だった。北朝鮮のミサイル撃ち放題はもちろん、トランプ野…
-
<120>昭和の終焉 元フォークルはしだのりひこ氏を偲ぶ
今度は北海道の小島に漂着したか。北朝鮮からのオンボロ木造船。島にあったテレビや冷蔵庫、バイクまで運んで帰るつもりだったとか。灯台用の大型ソーラーパネルも盗んだのか、消えていたとか。持ち帰って使うつも…
-
旧作のDVDを再点検した 来年は小生も映画を撮ってみるか
結局、日馬富士も引退か。暴行が騒がれなければ旧態依然の世界。うやむやになって、彼も平然と横綱を続けるつもりでいたのかと思うと、相撲は何のため、誰のためにあるスポーツなのかと考えてしまった。 …
-
<118>虚業が増え、生産業が絶滅する夢なき日本社会
相撲の世界はいまだに隠し事だらけ。ガチンコだの、八百長だの昔から言われてきたが、今も裏で勝敗のやりとりも続いてるらしいが、その実はまったく分からない。おまけに、横綱の平幕力士への暴行も何が何だか分か…
-
極東アジアに平和など来るはずがない
「ええーっ! 感激ですよ。パッチギのカントクさんでしょ! どうしてあんな切なく素晴らしい音楽でワタシたちを泣かせてくれたんですか?」 眠らない街、東京の赤坂で真夜中にタクシーを拾ったら、久しぶ…
-
<116>黒毛和牛にケチャップ トランプに情緒を教えてやれ
おい、ほんとにトランプって大統領なのか? 牛ステーキはケチャップをかけて食べるんだと言ったとか。どう食おうと人の勝手だが、そんな男に、安倍首相は「何でもお聞きしますから言って下さいよ」とヘラヘラと破…
-
<115>マンガみたいだった総選挙 寝言で人を起こすな!
マンガみたいな選挙結果だった。選挙自体が何の意味もなかったのだ。ほんとに巨額の税金の無駄遣いのこの始末だ。 小池百合子というただの「かき回し」が自民党との連立を唱えると、希望の党は完全に自民…
-
<114>アホな政治家に悪徳経営者 国を蝕む欲望の資本主義
何党が何だか区別がつかなくなってしまったこの選挙戦は最低だ。いつも選挙なんかには期待もせずに行ってなかった人たちの浮動票が、今度はどこに分散するのやら。共産党と社民党を除いては改憲派ばっかりだし、立…
-
<113>普通の人間がゴロツキ以上になる異常な国に誰がした
世知辛い、義理も人情もない、不寛容な世の中になったもんだ。人同士のいざこざが絶えない。 今年6月、神奈川県の東名高速道路でワゴン車がトラックに追突され、ワゴン車にいた中年夫婦が死亡する事故が…
-
<112>もっと芸術に目覚めてみろ!と気づけば自分に叫んでいた
先日、タクシーに乗ったら、運転手が恐ろしいことを言い出した。「『パッチギ!』の監督でしょ、北朝鮮のあの若い組長は図に乗り過ぎてます。一気に叩き潰さないとダメなんですよ! トランプのバカもあんな口先だ…
-
<111>小池百合子の「二足のわらじ」は強欲以外の何物でもない
ここまで政治も経済もグタグタにさせといて、解散だとなったら、どいつもこいつもが権力欲を剥き出しにし始めたぞ。隅におけない怪しい政治屋ばかりだ。そして、今まで牙を隠していた小池百合子都知事も「二足のわ…
-
<110>ロヒンギャの難民を「難民認定」しないとは何事だ
雲隠れしやがってたので、どんな了見の女なんだと思ってたら、先日、衆議院の委員会に誰が許したわけでもないのに、現れやがった豊田議員。何が「復帰させていただきます」だ。議員の資質もない女が年金支給漏れ問…
-
<109>ゴロツキ政治屋 頭の中が湧いているとしか思えない
いったい、どういう女なんだろう。頭の中に何か湧いてるような豊田真由子。選んでしまった埼玉4区の有権者にこそ、聞きたいもんだ。どうして、こんなゴロマキ女を国会議員にさせたのか。不気味でならない。こんな…
-
<108>河野外相よ、アントニオ猪木と北朝鮮へ行ってこい
「核実験も弾道ミサイルもOKや、テメエらがどこから攻めてきやがってもやり返せるんじゃ! 来るもんなら来てみいや。おお! トランプのイモよ、大口ばかり叩いてるがよ、周りのチンピラに担がれてるただのみこし…
-
<107>SPEED辞職の青二才よ 汚れっ面を晒しやがれ!
ほんとに悪辣な政治屋どもだ。国会議員もロクに信用したことがないが、市議もクソばかりだ。さぞ、神戸市の住民は怒りまくっているだろう。夏と共に何事もなかったようにトンズラを決めて、あのタレント国会議員と…
-
<106>文科省、経産省よ 絶滅の危機に瀕したニッポン文化を救え
この夏休みに、子供や若者はどんな本を読んだのだろう……。甲子園出場球児には本など開く暇はなかっただろう。でも、青春期に本を読まないと一生読まなくなるから、どうしたものかな。 「1980年代」(…
-
<105>終戦後、政府の初仕事は慰安所設営という下衆の極み
天皇の声で終戦のラジオ放送があったその日、国民は泣いたり、ホッとしたり、怒ったり、はたまた喜んだりと人それぞれだっただろう。呆然自失、気が抜け、しばらく寝込んだ人もいたと聞いたが、戦後生まれの我らに…
-
<104>卑劣、ごまかしの改造騒ぎ 内閣終了こそ革命だ!
また、あの広島と長崎の熱い地獄を思い出さなければならない時に、今頃、何がアベ内閣改造なんだ。ただ、首をすげ替えているだけだ。詰め将棋でもしているのか? まったく呆れかえる。何が「守り」の人事だ。どこ…
-
<103>グダグダ政治など忘れたい夜はこれを観ろ
先日、昼のワイドショーに出演した折、自称・安倍晋三応援団の山本一太議員が横に座ったので、「ボスが加計学園の獣医学部計画をいつから知ってたのか、ウソばっかり繰りかえして、しどろもどろになってんだから、…