プロ求道
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調子が下降線に入った松山英樹の問題点は
2017年の米ツアー初戦、SBSチャンピオンズは2位と昨年終盤からの好調をキープしていた松山英樹に、ここ2戦は元気がありません。 ソニーオープン27位、先週のファーマーズ・インシュランス33…
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シニア賞金ランク首位 日本シニアOPはマークセン独り舞台
先週の日本シニアオープンは久々にタフなセッティングでした。アウト9ホール(3373ヤード)は比較的フェアウエーが広いのですが、イン9ホール(3565ヤード)は趣がガラリと変わってフェアウエーが狭くて…
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松山英樹不在のリオ五輪男子ゴルフは寂しくなる
先週の那須霞ケ城シニアオープン(2日間大会)は、優勝にあとひとつ手が届かず、悔しい2位でした。 私のゴルフは65をマークした初日から快調で、2日目も12番までに6バーディー(1ボギー)を奪っ…
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メジャー覇者・シュワーツェルが残した重みある言葉
つい最近、千葉のゴルフ場で石川遼に会いました。今年2月から腰痛のため米ツアーを離脱して、帰国。治療に専念していましたが、日本プロゴルフ選手権(7月7日開幕)から復帰することになりました。 5…
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全米OP予選落ち 松山の今後に向けた課題
ダスティン・ジョンソンがメジャー初優勝した今年の全米オープンは、見ごたえがありました。 米ツアーを代表する飛ばし屋ですから、ドライバーで届くパー4ではいつもワンオン狙いです。 少しで…
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新鮮味があった全米女子プロ「10代2人」のプレーオフ
今年の全米女子プロ選手権は若い選手たちが優勝争いを演じ、新鮮味があって面白い試合でした。 プレーオフを制したのは18歳のブルック・ヘンダーソン。メジャー初優勝で、最年少記録の快挙です。 …
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塚田陽亮 5年シードに甘んじることなく高いレベル目指せ
先週の日本ゴルフツアー選手権はシード3年目の塚田陽亮(31)が初優勝です。名前を聞いてもピンとこない人も多いでしょう。池田勇太と同級生で、ジュニア時代からの知り合いだったそうです。知名度は低いのです…
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スピース優勝は全米オープンに向けて好材料
母校の専修大学ゴルフ部監督に就任して初めての大会、関東大学春季Aブロック対抗戦(烏山城CC=5月24、25日)がありました。 専修はこれまで86人ものプロゴルファーを輩出しており、シーズンオ…
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松山 デイに負けて得た貴重な経験
第5のメジャーと呼ばれるザ・プレーヤーズ選手権で、松山英樹がまたひとつ貴重な経験をしました。世界ランク1位のジェイソン・デイと最終日最終組で直接対決です。 67をマークした3日目と違って、明…
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松山英樹は米ツアーでのポジションをよく理解している
マスターズから約1カ月ぶりに米ツアーに復帰した松山英樹は、久しぶりの試合とあってウェルズファーゴ選手権は初日101位と大きく出遅れました。 しかし2日目62位、3日目19位と日を追うごとに順…
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絶好調 野村敏京から目が離せない
米女子ツアーで野村敏京が2勝目を挙げました。 日本選手のシーズン複数回優勝は、2012年の宮里藍の2勝以来、じつに4年ぶりの快挙です。 2月のISPSハンダ豪州女子オープンで初優勝し…
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松山英樹はマスターズVを意識してから体が動かなくなった
日本人初のメジャー優勝か、と期待された松山英樹のマスターズは、2年連続トップ10入りの7位フィニッシュでした。 大会3日目までは一度もオーバーパーを叩いていない唯一の選手であり、5度目の出場…
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宮里藍は好調時のパットが戻ってきた
今季女子メジャー初戦のANAインスピレーションは18歳のリディア・コ(ニュージーランド)が2週連続優勝で米通算12勝目を挙げました。メジャータイトルは昨年のエビアン選手権に続いて2つ目です。 …
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マスターズ本命に躍り出たJ・デイはタイガーに近づいた
WGC―マッチプレー選手権に勝ったジェイソン・デイが世界ランク1位に返り咲きました。 アーノルド・パーマー選手権に続いて、タフな会場で米ツアー連勝(通算9勝目)です。 ドライバー平均…
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初めて予選同組になったデイと松山の差
ビッグ3と呼ばれるジェイソン・デイ(豪)がアーノルド・パーマー招待で初日からの首位をキープして逃げ切り、今季初優勝(米ツアー通算8勝)。4月7日開幕のマスターズに向けて好調な仕上がりをアピールしまし…
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米ツアーは一段とパワーアップしている
WGCキャデラック選手権はA・スコットが2週連続優勝し、2位B・ワトソン、3位R・マキロイ、5位P・ミケルソン、8位R・ファウラーと実力選手がトップ10に入りました。1カ月後に迫った今季メジャー初戦…
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松山英樹はマスターズに向けて焦らないほうがいい
マスターズ覇者のアダム・スコットが前週のホンダクラシックで2季ぶりに勝ちました。 昨年まで長尺パターがトレードマークでしたが、ルール改正で今年からパターを体につけてストロークするアンカーリン…
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海外からの明るいニュースを追い風にしなければいけない
日本ゴルフ界にとって海外からフォロー風が吹いています。 米ツアー、フェニックスオープンで松山英樹が2勝目を挙げ、その翌週のペブルビーチプロアマでは岩田寛が優勝争いを演じて4位。そして先週はI…
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松山英樹は米ツアー勝目でメジャー制覇へ弾みがついた
松山英樹が米ツアー、フェニックスオープンで勝ちました。 世界ランク4位のリッキー・ファウラーを相手にプレーオフを制しての2勝目は大きい。この勝利のポイントは、前週の予選落ちというイヤな部分を…
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予選落ちの松山が抱えるスイングの違和感
松山英樹が今年の米ツアー初戦に選んだファーマーズインシュランスはカットラインに1打足りず、2年連続の予選落ちでした。 2カ月間近くも試合から遠ざかり、その間の調整がうまくいかなかったのかもし…