プロ求道
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日米プロの差 飛距離よりもショット精度の違い
日本人7選手が出場したソニー・オープンは、米ツアー初挑戦の27歳と若い片岡大育がいい戦いを見せてくれました。 3日目に64をマークして最終日は首位と5打差6位スタートです。 競争激し…
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圧勝J・スピース中心の米ツアーになる
2016年米ツアーがハワイで幕を開けました。 優勝者だけが出場する現代自動車チャンピオンズは、昨季マスターズ、全米オープンとメジャー2連勝(その他3勝)のジョーダン・スピースが2位に8打差を…
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リオ五輪は日本ゴルフ界活性化のチャンス
今年のリオ五輪(8月5日開幕)では112年ぶりにゴルフ競技が復活します。 男女ともワールドランク15位内なら1カ国最高4選手まで出場できますが、現時点でその資格をクリアしている日本選手は、松…
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男子ツアーはプロアマを盛り上げる努力が必要
男子ツアー、女子ツアーとも来季の日程が発表されました。男子は国内開催が1増1減の24試合(海外2試合)と変わらず、女子は1増の38試合です。ずいぶん差が開いてしまいました。 それどころか女子…
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メジャー出場は海外で権利を奪う時代
プロゴルファーの世界ではワールドランク(WR)の重みが増しています。私が現役のころは日本ツアーも試合がどんどん増えて、WRの順位アップよりも日本で勝つことに集中していました。その結果、日本ツアーの賞…
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プロに求められるファンサービスとは何か
カシオで逆転負けした翌週の最終戦で、石川遼が今季日本ツアー2勝目を挙げました。日本ツアーでは毎週のように優勝を争えるだけの力をつけており、同時に米ツアーのレベルの高さや厳しさを見せつける結果になった…
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プロのバッグを担ぐキャディーの役割とは
シニア最終戦は初日2オーバー46位と出遅れましたが、2日目69、最終日70と盛り返すことができて通算3アンダー13位フィニッシュです。賞金ランク22位と30位までのシードを手にしました。 ツ…
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松山英樹が見せた世界基準
来年からアンカーリング規制が始まります。試合で戦えるかを見極めるために先週のシニア大会で今季初めて短いパターを使いました。 イーブンパー33位発進の最終日に67をマークして5アンダー15位フ…
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米ツアーでプレーする意味
プロゴルファーは競争意識の高いステージで戦わない限り技術は上がりません。 ロレーナ・オチョア招待で、今季ベストの5位フィニッシュの横峯さくらを見てそう思いました。 米ツアーに主戦場を…
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メジャーでは心のコントロールが一層必要だ
今週は日本シニアオープン(30日開幕)です。 50歳を越えて、もう一度ゴルフができる喜びがシニアプロにはあり、その中でも公式戦となれば自然と気合が入ります。優勝賞金は1600万円。勝てばラ…
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風の中で「嫌だ」と感じたら思い切りがなくなる
先週の男子大会は、22歳の堀川未来夢と21歳の稲森佑貴にツアー初優勝のチャンスが訪れました。 ところが最終日は最大瞬間風速17.5メートルという強風がコースに吹き荒れて、2人とも風の影響と優…
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プロはコース設定をコメントすべきではない
日本オープンは今年も、グリーンのセッティングが硬くて、いい球を打ってもこぼれ出たり、落としどころが1ヤード違っただけでグリーンに止められず、より難しいほうへとボールが転がってしまい、ペースをつかめず…
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名物の長いラフが消えて日本OPの戦い方はどう変わったか
昔に比べて日本オープンのコース設定がずいぶん変わったなぁ、と感じた向きは多いでしょう。 かつては長いラフにつかまればグリーンを狙えず、脱出するだけというシーンがよくありました。 フェ…
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松山英樹 気になるプレジデンツ杯での「手首の痛み」
シニアツアーが面白くなってきました。 60歳の室田淳が先週の日本プロシニアを制して今季3勝目です。優勝賞金1000万円を加えて4245万円ですが、ランク2位は変わりません。 ただ今季…
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一瞬たりとも気を抜いたらプレーオフに勝てない
先週は男女大会ともプレーオフ決着になりました。たった1ホールで終わってしまうこともある短期決戦ですから、一打一打に集中して、自分ができる最大限のいいプレーをするのは当然です。 それでも、相手…
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松山にはトップ10よりも勝ち癖が必要
22歳のジョーダン・スピースがプレーオフ最終戦を制して史上最年少で年間王者に立ちました。 今季はメジャー2勝を含む5勝と強さが突出していました。 ゴルフは勝つためにはグリーン上がポイ…