経済ニュースの核心
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JR九州は工業デザイナー水戸岡鋭治サマサマ…豪華列車の旅は中高年の垂涎の的に
「友近・礼二(中川家)の妄想トレイン」(BS日テレ)が中高年に人気を博している。毎回、鉄道好きのゲストを迎え、理想の旅をひたすら妄想する新感覚な紀行番組だ。鉄道・温泉・グルメなどなど、取り上げられるコ…
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山形県「きらやか銀行」公的資金申請の舞台裏 実態はコロナ特例を利用した借り換えか
じもとホールディングス(仙台市)傘下で山形県を主地盤とする「きらやか銀行」が13日、公的資金の申請検討開始を表明した。 同日、本店で記者会見した川越浩司頭取は申請の理由について、「コロナの影…
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「日本郵政」がゆうちょ銀、かんぽ生命の株を手放せないワケ
「郵政民営化法が改正されるかもしれない」 地方銀行の幹部はこう警戒する。 2012年改正の郵政民営化法では、国が日本郵政株の3分の1を持ち続ける一方、日本郵政が持つゆうちょ銀行、かんぽ…
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みずほFG木原社長に問われる「へこたれない」胆力 顧客からの信頼回復なしえるか?
「何があっても“へこたれない”ということです。長い社会人人生です。すべてが順風満帆に行くことはありません。必ずつまずきがあります。そんな時でもへこたれない。むしろ逆境や失敗を好機ととらえ、自らを奮い立…
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鶏卵最大手イセ食品の会社更生法手続きめぐり前会長が抗告 懸念される卵の値上げ
鶏卵最大手の「イセ食品」グループを巡る親子喧嘩が泥沼の様相を呈し始めた。事の始まりは、「イセ食品」とグループ企業で飼料仕入れを行う「イセ」が株主である伊勢俊太郎氏と債権者のあおぞら銀行から東京地裁に…
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マレリ再建計画は波乱含み…“減資が前提だ”と親会社KKRの責任問う声も
「大株主で実質的な親会社である(米投資ファンドの)KKRが減資することが再建計画の前提だ」 3月1日に私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)を申請した自動車部品メーカーのマ…
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北海道経済同友会の新代表幹事にセコマ丸谷会長 あの破綻銀行の“しんがり”だった
北海道経済同友会は北海道放送取締役相談役の渡辺卓代表幹事(74)が退任し、後任にセコマ(旧セイコーマート)会長の丸谷智保氏(67)が就く人事を固めた。今月28日の総会で正式決定する。同時に、北洋銀行…
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みずほFG木原正裕新社長が旗振り役 グーグル提携の背景にある「ドラッガーの教え」
みずほフィナンシャルグループ(FG)とグーグル・クラウド・ジャパンは3月23日、DX(デジタルトランスフォーメーション)分野での戦略提携で合意したと発表した。みずほは昨年2月からのシステム障害を受け…
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東宝新社長に松岡修造氏の実兄・宏泰氏が就任…“華麗なる一族”の事業継続の行方は
東宝は3月22日、島谷能成社長(70)の後任として、松岡宏泰常務(55)が5月26日付で昇格する人事を発表した。松岡氏の父方の曽祖父は宝塚劇場を創設するなど阪急東宝グループの創業者で、商工大臣などを…
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ZOZOは前澤友作氏が去っても業績伸長 ヤフーモールとの食い合い消え相乗効果
ZOZOの業績が好調だ。2022年3月期第2四半期連結累計期間における商品取扱高が2295億円(前年同期比23.6%増)、売上高は762億円(同14.6%増)、営業利益は237億円(同19.5%増)…
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スルガ銀行で創業岡野家を待望する声 ノジマとの資本・業務提携解消で単独再建目指す
ノジマは9日、保有するスルガ銀行の全株式を同行に売却し、資本・業務提携を解消した。銀行と家電量販店が連携する異業種の組み合わせとして注目を集めたが、提携から3年で元のもくあみとなった。解消の理由は「…
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政界で高まるMMT待望論 自民党内で二派に分裂する財政問題
岸田文雄首相は昨年10月の参院本会議で、日銀保有国債の一部永久国債化や教育国債の発行について、安定財源や財政の信認確保の観点から「慎重に検討する必要がある」と距離を置いた発言を行った。国民民主党の大…
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ロシア中央銀行は「金」を買い増していた…ウクライナ侵攻に向け周到な準備か
ロシア軍のウクライナ侵攻に世界の金融市場が揺れている。その中にあって急騰しているのが安全資産といわれる「金」だ。店頭の小売価格は1グラム当たり8000円に近づき、高値を更新している。金地金を扱う業者…
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SBIの「第4のメガバンク構想」に黄信号…出資銀行の業績が悪化
新生銀行のTOB(株式公開買い付け)を成功させ、傘下に収めたSBIホールディングスの北尾吉孝社長。新たな経営陣として五味広文元金融庁長官らを送り込むなど、北尾氏が推し進める「第4のメガバンク構想」の…
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ライザップ社外取締役に就任決定 車谷暢昭・元東芝社長の「華麗なる人脈」
元東芝社長兼最高経営責任者(CEO)の車谷暢昭氏が6月24日付でトレーニングジムなどを運営するRIZAP(ライザップ)グループの社外取締役に就くことが決まった。 「昨年4月に社内の確執もあり東…
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地銀の仕組み債販売に問題続々噴出で…金融庁がついにメス
地銀による仕組み債の販売が問題視されている。金融庁幹部は1月中旬、地銀首脳に対して次のように強調した。 「2021年、金融庁に寄せられた苦情を分析したところ、地域金融機関から外貨建て一時払い保…
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日本SPC2社がチャプター11申請・受理も…航空機リース市場に暗雲垂れ込める
航空機リース市場に暗雲が垂れ込めている。年の瀬が迫った昨年12月17日、航空機リースを目的とした日本のSPC(特別目的会社)2社が米国ニューヨーク州南部地区破産裁判所に連邦破産法11条(チャプター1…
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急成長する「後払い決済サービス」1兆円市場の死角は? 増える消費者トラブル
今年前半にも市場規模が1兆円に乗ると予想される新興ビジネスがある。クレジットカードを使わずに、オンラインで買い物ができる「後払い決済サービス」だ。 同サービスは、インターネット通販(EC)で…
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みずほ銀行のシステム障害は「コアタイムとモアタイム」が原因…初歩的ミスな起きた?
みずほフィナンシャルグループは4月1日付で辞任する坂井辰史社長の後任に木原正裕執行役(56)を起用する人事を固めた。昨年2月以降、頻発したシステム障害の責任を取って辞める坂井氏の後任となる木原氏にと…
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2022年地銀再編を促すキーファクター MUFGやSBIの動向は?
2022年、地銀再編は進むであろうか。その帰趨を占うキーファクターはいくつかある。 まず試金石とみられるのが年末に経営統合を発表した愛知銀行と中京銀行のケースだ。名古屋に本店を置く両行は、2…