史記に学ぶ人生の戦術
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疑行は名なく、疑事は功なし(ぎこうはななく、ぎじはこうなし)
【現代語訳】何事もやるからには自信をもって断行しなくてはいけない。あやふやな気持ちでは成功もおぼつかないし、名誉も得られない。 法家の商鞅が秦の孝公に対して「国家の改革は自信をもって断行するに…
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奇貨居くべし(きかおくべし)
【現代語訳】珍しいもの、掘り出し物は買っておけば、あとで大きな利益をあげる材料になるだろう 秦の商人・呂不韋が、趙で人質になっていた秦の王子を助けてあとで利用しようとした故事に基づいた言葉だが…
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一旦の功、万世の功 (いったんのこう、ばんせいのこう)
【現代語訳】派手な活躍で業績に貢献するのは一時的な功績、地味で目立たない裏方仕事の貢献は長期的な功績である 前漢の高祖・劉邦が天下統一の褒美を与える際に、戦闘の後方で軍事品補給などを担当した「…