時代劇スター ここだけの話
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<第10回>北大路欣也 生放送ドラマでまさかの“ハプニング”
北大路欣也さんと時代劇には、不思議な運命のようなものを感じます。デビューは父・市川右太衛門さんの主演作「父子鷹」。13歳の北大路さんは若き日の勝麟太郎(海舟)を演じました。それから半世紀以上の月日を…
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<第9回>里見浩太朗 役作りのため「1日5食」で10キロ増
今年、4年ぶりに「水戸黄門」がスペシャルで復活し、笑顔だった里見浩太朗さんは、映画で格さん、ドラマで助さんも黄門様も演じ、「水戸黄門のすべてを知る男」。ロケ先では「黄門様!」と声をかけられ、気さくに…
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<第8回>「三匹の侍」を仰天理由で降板 丹波哲郎の時代劇伝説
丹波哲郎さん(享年84歳)のご自宅でロングインタビューしたときのことを強烈に記憶しています。応接間の丹波先生のソファのすぐ後ろには、ファンから贈られたという実物大の立派な肖像画が。私が向き合うと、「…
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<第7回>松方弘樹 「遠山の金さん」名場面は“袴の裾”に仕掛け
松方弘樹さんは、おとこ気の人です。1974年、大河ドラマ「勝海舟」で主演の渡哲也さんが病気降板した際、急きょ交代したことは有名な話。依頼は大阪で舞台公演中の松方さんに、脚本家の倉本聰先生から朝一番で…
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<第6回>高橋英樹が語る「桃太郎侍の数え歌は10番まであった」
高橋英樹さんにお会いする日はいつもワクワクします。なにしろ、話が面白くて楽しい。主演作の裏話も出るわ出るわ。たとえば代表作「桃太郎侍」。派手な衣装で悪人を斬るときの♪ひと~つ、人の世の生き血をすすり…
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<第5回>アイデアの人 千葉真一がイベント直前にムチャ振り
千葉真一さんは、アイデアの人です。たとえば当たり役・柳生十兵衛役で主演した「柳生十兵衛あばれ旅」では、光る仮面をかぶり、馬に乗って現れる正義の味方“人呼んで幻天狗”になって登場! 仮面をかぶるだけで…
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<第4回>歌手デビューした時の芸名は「杉良太」だった!?
杉良太郎さんの半生を取材すべく、出かけたオフィスにはりっぱな甲冑が!! その迫力に緊張していたら、ご本人は、とても気さくな方でホッとしました。最初に面白かったのは、歌手デビューした時の芸名が「杉良太…
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<第3回>加藤剛 大河ドラマの“共演者”に贈ったニンジン花束
俳優・加藤剛の時代劇といえば「大岡越前」だが、彼の本格的な初時代劇はフジテレビのヒット作「三匹の侍」だった。 女好きの桔梗鋭之介(平幹二朗)と愛嬌のある槍名人・桜京十郎(長門勇)、まじめ男の…
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<第2回>藤田まこと主演 「必殺」映像美に隠された仰天の秘密
藤田まことが大ブレークしたのは関西地区で視聴率60%超という驚異的な視聴率を記録した時代劇コメディー「てなもんや三度笠」だった。お気楽な渡世人あんかけの時次郎(藤田)と口が達者な小坊主珍念(白木みの…
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<第1回>勝新太郎さんに「主役以外やるな」と言われた松平健
先日、「3度目婚」がニュースになった松平健のデビューのいきさつは、なかなか面白い。 「10代のころ、俳優を目指して憧れの石原裕次郎さんの自宅を直接訪問しましたが、裕次郎さんは不在。もしお会いで…