カオスと化したこの国の末路を読み解く
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民進党結成や野党共闘で「夏の参院選」情勢はどう変わる
ようやく、来週27日にスタートする「民進党」。この3年間、安倍1強体制に歯が立たず、やりたい放題を許してきた野党だが、総勢151人の新党の誕生によって、少しは安倍政権に対抗できるようになるのか。 …
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醜聞続く安倍内閣の“延命”支える大手メディアの報道姿勢
大臣のスキャンダルが後を絶たない安倍政権。大臣室でワイロを受け取り辞任した甘利明前経済再生相をはじめ、パンティー泥棒の高木毅復興相、担当大臣でありながら「歯舞」を読めなかった島尻安伊子沖縄・北方担当…
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どこに消える? 大企業がため込む巨額「内部留保」の行方
予想通り、今年の春闘は、さっぱり振るわなかった。史上空前の利益をあげているトヨタでさえ、ベアは月額1500円と、昨年の4割以下。中小企業の春闘はこれからだが、主要企業のベアは、ほとんど昨年の半額程度…
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マイナス金利時代の資産運用 「老後の備え」に何をすべきか
老後生活は「心配である」と回答した世帯は80.6%に達した。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」(2015年)の結果だ。 心配の理由は「年金や保険が十分ではないから」(72…
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“五輪景気”も消えた泥沼不況時代の「投資戦術」とは
あの「五輪景気」への期待は、なんだったのか。東京五輪の招致が決まった時、日本中が「これで2020年まで好景気がつづくぞ」と、浮かれたものだ。ところが、足元の日本経済はリセッション寸前である。2020…
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改憲の野望隠さぬ暴走首相 自民に「ポスト安倍」はいるのか
「私の在任中に成し遂げたい」――。安倍首相は国会でこう明言し、憲法改正の野望を隠さなくなってきた。次の参院選で、おおさか維新などと衆参で3分の2の改憲勢力を確保し、憲法に手をつけるつもりだ。 …
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溝口敦氏特別寄稿 「山口組抗争、最後は経済力勝負になる」
6代目山口組と神戸山口組の対立抗争は今後どう展開していくのか。 敵トップの命を取れれば、抗争が一挙に終結に向かうのは間違いない。というのは山口組3代目組長・田岡一雄がかつてこういう言葉を幹部…