どこで間違えた? スターたちの“争続”
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オーナー系企業で相次ぐ「創業家vs経営陣」の背景
有名企業のお家騒動が後を絶たない。この1年だけで、経営権を巡り父娘が法廷に立った大塚家具をはじめ、セコムは創業者である最高顧問が会長と社長を同時に解任した。セブン&アイは会長が社長を解任しようとして…
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法定相続人5人でも 萬田久子が遺産争いを回避できたワケ
2011年、女優・萬田久子の夫でアパレルメーカー元社長の佐々木力氏(享年60)ががんで死去。佐々木氏と萬田とは不倫の仲で、萬田は87年に長男を出産。事実婚の関係は、25年間にわたった。佐々木氏の死後…
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松居一代さん前夫死去で分かった“元富裕層”破滅の原因
松居の最初の夫で、ファッション関係の会社を経営していたAさん(享年60)が今年亡くなった。2人は86年に結婚し、89年に長男が誕生。しかし、Aさんの女性関係などから、96年に離婚し、松居は01年に俳…
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旧トステムは使い古された“節税策”で国税局の標的に
2011年4月、住宅建材大手のトステム(現LIXILグループ)の創業者である潮田健次郎氏(写真)が84歳で死去した。潮田氏は生前に、保有していたLIXILグループの株式を売却し200億円を超える多額…
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小説家・花井愛子氏 父親を“名義上の所有者”にして争いに
「山田ババアに花束を」(1987年)、「アフターバレンタイン」(89年)など、ティーンズ小説家として大成功した花井氏は、92年当時は2億円もの資産を有していたといわれている。しかし、あまりにも多忙であ…
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“京都の紅茶王”の婚外子 「遺留分」めぐり異母兄弟と裁判
日本に紅茶文化をもたらした「リプトン」ブランドを展開している「株式会社フクナガ」のお家騒動はワイドショーや週刊誌で大きく取り上げられた。2005年10月、前身の「英国・リプトン紅茶直轄日本喫茶部」の…
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生前は口外されなかった 高倉健「養子縁組」までの手はず
2014年11月、俳優・高倉健さんが亡くなった。都内の病院で息を引き取った時、そばにいたのが元女優の小田貴さん。彼女は18年もの間、健さんの身の回りの世話をしてきた。14年5月に「養子」になっていた…
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江川達也氏は兄と10年法廷闘争 「遺言書」は万能ではない
父親の残した相続財産をどのように相続するかで、10年間、兄と法廷で争うことに。報道によれば、兄は父親の生前に弁護士を通じて「遺留分の放棄」をすることを要求し、江川氏に半ば強引に書面にサインさせたとい…
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ビートたけしは孫と 「養子縁組で相続税節税」は高リスク
タレント、映画監督としてマルチな才能を発揮するビートたけしは、長女の子ども(孫)を養子にしている。芸能活動を引退した長女は2004年に一般男性と結婚も、出産と同時に別居、離婚。出戻りの長女の子どもを…
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2通の遺言書を巡り兄弟が…「一澤帆布工業」泥沼の争い
京都の老舗かばんメーカー「一澤帆布工業」の相続を巡り兄弟が対立した。原因は2通の遺言書。先代社長の一澤信夫氏は2001年に死去した。信夫氏が生前に弁護士に預けていた遺言書には、現社長の三男とその妻に…
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遺産分割で口利かぬ仲に 兄が相続放棄した「若貴」の場合
2005年5月、花田満氏(元大関貴ノ花、当時の二子山親方)が55歳で死去した。2人の息子は、史上初の兄弟横綱として国民的人気を博した花田勝氏(元横綱若乃花)と花田光司氏(元横綱貴乃花)。しかし、父の…
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40億円の遺産がゼロに 力道山の例に学ぶ「納税資金対策」
昭和の大スター力道山は、1963年12月、ナイトクラブで腹部を刺された。39歳の若さ。遺言書もない。相続人は20代前半の妻と、未成年の子どもたちだけであった。力道山は東京・大田区の1000坪の豪邸、…
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故・宇津井健さんの遺産をめぐる長男と“1日妻”との争い
俳優・宇津井健(享年82)の死去後、2年が経過した。宇津井は亡くなる当日に、名古屋の高級クラブ「なつめ」のママ(当時80)と入籍した。当初は「真実の愛」などと、美談としてもてはやされたが、このことが…