映画「後妻業の女」を語る
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<第5回>黒川博行氏の思考回路「嘘つくの上手なんですよ」
美大卒業後に一度はサラリーマンになったものの、高校の採用試験を受けて、美術教師へ。異色の経歴を持つ直木賞作家・黒川博行氏の想像力はどのように培われたのか。 「この新人賞に応募してなかったら、お…
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<第4回>黒川博行氏が語る 小説「後妻業」誕生のきっかけ
今映画の原作「後妻業」(文芸春秋)は、「破門」(角川書店)で直木賞を受賞した直後の作品として注目された。本人も執筆中から「手ごたえがあった」と振り返る。カネ持ち老人の遺産を分捕る後妻業の物語はどのよ…
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<第3回>映像と文章は全く別物。好きにしてくれたらええ
映画「後妻業の女」(大竹しのぶ主演、27日公開)は、カネ持ちだが独身の老いた男と、後妻になって資産を巻き上げようとする女の関係を面白おかしく描いた喜劇だ。シリアスな原作とは真逆のテイストとなった映画…
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<第2回>ずっと独身でいることへの不安が全くないといったら嘘になる
27日公開となる映画「後妻業の女」(鶴橋康夫監督、東宝配給)は、大竹しのぶ(59)演じる後妻業を生業とする女をコメディータッチで描いている。高齢化が進み、熟年婚活市場も盛況の時代ならではの作品だが、…
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<第1回>主演・大竹しのぶが語る「魔性の女」を演じる快感
上映2時間8分、怪演炸裂で目が離せない。来週27日公開の映画「後妻業の女」(東宝配給)で主役を演じる大竹しのぶ(59)。演技派女優の真骨頂ともいえる作品だ。 鶴橋康夫監督から「やってくれるか…