世界最先端スイング2017
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ダウンスイングでヘッドを前に振り出すことでクラブは正しい軌道を描く
先週の全米女子オープンは、韓国の23歳のルーキー、パク・ソンヒョンが最終日に6バーディー、1ボギーの67と一気にスコアを伸ばし、2位に2打差をつけて逆転でツアー初優勝をメジャーで成し遂げた。 …
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アイアンもドライバーもインパクトはハンドファースト
先週の男子ツアー「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」は米国のチャン・キムが最終日にスコアを6つ伸ばし、通算18アンダーで今季2勝目を手に入れた。 キムは並外れたパワーの持ち主で、今大会のドライバ…
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インパクトで手元を引きつける動作が振り遅れを防止する
ゴルフスイングはクラブの進化とともに変化しているが、米ツアー選手のスイングを見ていると共通点がある。 それはインパクトの迎え方だ。 前回に書いたが、世界ランク3位のJ・スピースをはじ…
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飛んで曲がらない秘訣 ダウンスイングのシャフトの角度は
先週の米ツアー、トラベラーズ選手権はバンカーから劇的なチップインを決めたJ・スピースが、節目のツアー通算10勝目を手にした。 スピースはこれで世界ランク3位になったが、彼のスイングは一見、独…
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ダウンスイングでシャフトは前傾した背骨に対しほぼ垂直
海外メジャーの今季第2戦、全米オープンを制したのは、米国のブルックス・ケプカでした。最終日のバックナインで3連続バーディーを奪い、通算16アンダーで勝利を手に入れた。 最終日にスコアを6つ伸…
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インパクトゾーンで左肩が引き上がるとヘッドが走る
ゴルフの今季メジャーの第2戦「全米オープン」が15日に開幕しました。今回の舞台はエリンヒルズGC。ウィスコンシン州で初の開催であるが、出場選手を悩ませているのが「とてつもなく深いラフ」。フェアウエー…
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世界基準 ダウンスイング前半では右肩が高い位置をキープしインパクトでは右肩が低くなる
ゴルフにはさまざまなセオリーがあるが、勘違いを招くセオリーも少なくない。 例えば、肩のポジション。上級者だけでなく、プロも勘違いしているのが、「インパクトで右肩を下げるな」「右肩を下げるとす…
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ツアープロはインパクトで左肩が上がり右肩が下がる
先週の国内男子ツアー、ミズノオープンは、チャン・キム(米)が2位に5打差をつけてツアー初勝利を飾り、全米オープンに続いて全英オープンのメジャー出場切符を獲得した。188センチ、108キロと体に恵まれ…
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上田桃子のインパクトの形を真似ると飛距離がアップする
先週の国内女子ツアー、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンは、上田桃子が最終日に65の好スコアを叩き出して逆転優勝。上田は3季ぶりに勝ち、これで国内通算12勝目を手に入れた。 上田といえ…
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アプローチで止まる球を打つにはスピンロフトを増やす
アイアンやアプローチでキュキュッとグリーン上で止まる球、バックスピンでボールが逆戻りするような球を打ってみたい――。 たとえピンから遠ざかっても、アイアンやアプローチでバックスピンが強く利い…
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テークバックに迷ったらフォローの位置に振り上げて始動
先週の国内女子ツアー「ワールドレディス・サロンパス杯」は、3日目にトップに立ったキム・ハヌル(韓)が最終日もスコアを3つ伸ばし、通算9アンダーで優勝。前年覇者のL・トンプソンは3打及ばず、コ・ジンヨ…
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スライスよりもフックの方が飛距離が出るは本当か?
先週の国内男子ツアー、パナソニックオープン選手権は、プレーオフの末、ベテランの久保谷健一が優勝した。 久保谷のツアー優勝は2012年の日本オープン以来5年ぶり。これでツアー通算7勝目を挙げた…
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上田桃子も池に…左が危険な時ほど左に曲がるのはナゼか
先週の国内女子ツアーKKT杯バンテリンレディスオープンはプレーオフの末、西山ゆかりが優勝。念願のツアー通算2勝目を挙げた。 2位にはプレーオフで敗れた上田桃子が入ったが、ゴルフの難しさを象徴…
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ヘッド軌道に対してフェースが閉じるとスピン軸は左に傾きボールにはフック回転がかかる
先週の「マスターズ・トーナメント」は歴史に残る大接戦の末、スペインのS・ガルシアが、自身メジャー出場74試合目にして念願の初勝利を手に入れた。 マスターズが開催されるオーガスタ・ナショナルG…
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ヘッド軌道に対してフェースが開くとスライスがかかる
今季メジャー初戦「マスターズ・トーナメント」が開幕した。 タイガー・ウッズは腰の状態が悪くて欠場しているが、グリーンジャケットを手に入れるべく世界の一流選手がこぞって出場している。 …
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野球と同じ スピン軸が傾くことでボールは左右に曲がる
先週のWGCデル・テクノロジーズ・マッチプレーでは、世界ランク1位のダスティン・ジョンソンが、ジョン・ラーム(スペイン)との決勝戦で1アップで競り勝って優勝。これで出場試合3連勝、ツアー通算15勝目…
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テークバック前半で手首のコックを入れた方がオンプレーンに上がる
ゴルフスイングは円運動であるが、プロとアマチュアのテークバックを比較すると円の描き方がずいぶんと異なる。 プロはアドレス時にできたシャフトの角度、いわゆるシャフトプレーン(以下、プレーン)に…
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テークバック前半で手首をコックした方が肩がしっかり入る
テークバックは肩を回そうと意識するのではなく、肩を前後に動かす。 前回説明したように、テークバックで肩をしっかり回すコツは、回転よりも前後動を意識することである。 テークバックにおい…
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テークバックは肩を回すより前後道を意識する
先週の米男子ツアー・WGCメキシコ選手権は、世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(写真・AP)が通算14アンダーで優勝を手に入れた。 日本勢は松山英樹が25位、谷原秀人が32位、そして池田…
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ダウン後半は左手と右手の運動方向が異なるとヘッドはプレーンに動く
先週の米男子ツアー「ザ・ホンダ・クラシック」最終日は、単独首位からスタートしたリッキー・ファウラーが71で回って、通算12アンダーで2シーズンぶりにツアー通算4勝目を挙げた。 石川遼はスコア…