ヤマト運輸の悲痛
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リストラ野球選手の駆け込み寺 ヤマト社員の年収いくら?
車を降りたドライバーは荷物を載せた台車を押して走る――宅配ドライバーが、一つでも多くの荷物をさばこうと街中を走る姿はよく見かける。右肩上がりのネット通販の余波で、宅配ドライバーの労働量と労働時間は半…
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荷物増えても儲け増えず アマゾンとの取引で疲弊する社員
ヤマト運輸の誤算は、ネット通販との取引で思うほど稼げないことにある。 ネット通販の市場規模は5年で1・8倍と拡大した。それに伴って宅配便が運ぶ荷物も多くなっている。国交省の調査によると、20…
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元社員が語るブラックの実態「16年サービス残業続けた」
「勤続16年、サービス残業し続けました。万年人手不足で仕事量だけ増える。残業代なんてもらったことがありません」 収まらない怒りを抑えて語るのは、30代の元社員Aさん。約5万4000人いる宅配便…
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弱きを助け強きをくじく 小倉昌男氏の理念は消えたのか?
森健氏の傑作ノンフィクション「祈りと経営」で描かれたヤマト運輸・中興の祖の小倉昌男は、私生活で悩みに悩んだ人物だった。「一般的には規制改革で官僚とやり合った闘士のイメージを持たれていますが、むしろ学…