矢部直弘プロの最新ゴルフ術
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パー5ホールの第3打 狙いはあくまでグリーンセンター
江戸崎CCの東コース10番パー5。第3打地点に来ています。 このホールは池などのハードな障害物はありませんが、アップダウンの起伏の仕掛けがあります。 各ショットで、次打がフラットな場…
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パー5の2打目は距離を無理に稼がず 狙いは「3打目が打ちやすい場所」に
江戸崎CCの東コース10番パー5(520ヤード)をプレーしています。 距離的に見るとバーディーを狙えそうなホールです。が、ドカンドカンと叩きまくってグリーンに近づいていこうというゴルファーに…
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頭によぎる「バーディー」の文字 パー5で大叩きしない
江戸崎CC・東コース10番ホール(パー5)です。 この日のフロントティーからだと距離は520ヤード。ほぼ真っすぐ、途中に池などの障害物もないと聞けば、飛ばしにそれほど自信がない人でも、頭に「…
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小さく振れる 林からの脱出にはウッドクラブを活用しよう
ティーショットを引っ掛けて左サイドの林に入ってしまいました。 状況はというと、前方2本の木の間を真っすぐ抜いていけば160ヤード先にグリーンがあります。2本の木のすぐ先に枝が垂れ下がっていま…
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アプローチでライが悪ければ近くても「3回でよし」とする
今回のホールはピンが左サイドに立っています(写真①)。 第2打の時点で、キャディーさんからいろいろ情報を引き出しておくと、ピン直撃のスーパーショットを狙うのは控えようという戦術感が生まれてく…
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スタートホールの第2打はピンを狙わない
スタートホールの第2打地点にやってきました。 ティーショットはベストショットでフェアウエーセンターに持ってきました。 申し分ないゲームの始まりですが、ここが用心のしどころです。 …
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グリーンの向こうの林に向かって大きく振ろう
さぁ、1番ティーからスタートです。誰でも緊張もするし、力みますね。これでバランスを崩してミスショットになる。 ここではまず力み解消法を考えていきましょう。 力むのは腕、肩を中心にした…
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パッティング練習<3>ロングパットは曲がりの頂点を狙う
練習グリーンでは曲がるロングパットをやって仕上げましょう(写真①)。グリーンの速さはこれまでの練習でタッチはおよそつかんでいます。“どのくらい曲がるのか”を読むのが、ここでの眼目です。 まず…
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ショートパットは60センチオーバーの強さがベスト
みなさん、絶対に1発でカップに入れたいと思うパットの距離はどれくらいでしょうか。打つときに視野の端にカップが見える距離、およそ1メートル以内でしょう。 大事なことは、2つ。 1つ目は…
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パッティング練習 長めの距離の片手打ちから始める
パッティンググリーンに上がったら、まず最初に行うのは長めの距離を打ちます。グリーンの速さと自分の感覚を同調させる練習です。 平らな場所を選び、距離は7~8メートルでいいでしょう。 最…
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バンカーショット<4>「飛ばす構え」と「飛ばさない構え」
同じ振り幅なのに距離を出すバンカーショット、距離を出さないバンカーショットを打ち分けることができます。 まず、飛ばすときはロフトを立てたい。ロフトを立てながらシャフトも立ててアップライトにし…
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やさしいバンカーショット<3>アゴ手前急斜面からの脱出法
ピンを狙ったショットがグリーンにわずかに届かず、手前バンカーの急斜面に突き刺さってしまう。よくあるケースです(写真①)。 砂が湿っていればボールは埋まってしまいます。乾いた砂なら(写真②)の…
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やさしいバンカーショット 上げたいときボールは左足寄り
胸の高さにバンカーのアゴが迫っている状況では、ボールを上げて脱出しなければいけません。 まず注意しなければいけないのは足場の状態です。こういう状況ですと足場も右足下がりになっていることが多い…
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やさしいバンカーショット 基本は常に軽い左足体重で
バンカーショットを苦手にする人が多いですが、いくつかの基本を忠実に守れば、決して難しいショットではありません。 まず大事なことは、バンカーショットでは常に軽く左足体重で構え、体重移動をせず、…
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スタート前の効果的な練習法は? 振り幅とキャリーを確認
ゴルフ場にアプローチ練習場があるなら、ぜひスタート前にSW(58度)、AW(52度)、PW(46度)の3本を持って出向きましょう。3本持っていくのは、同じ振り幅で距離の違い(キャリーの違い)を確認す…
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スタート前の効果的な練習法は? 食事は1時間前に取ろう
朝の練習はウオーミングアップなので手先の動きではなく、体全体をしっかり動かすことを意識するとよいでしょう。 あともう1点。 練習する時はアドレスで体のバランスをしっかり感じてスイング…
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アイアンはティーアップしてスイングづくり
アイアンショットのミスといえばダフリとトップです。 まずダフる。それを恐れてトップするという悪循環になりますね。 本はといえばダフリが原因なのです。どうしてダフるのか。多くの人が勘違…
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ユーティリティクラブはFW苦手派のお助けクラブだ
UT(ユーティリティー)というクラブが普及しています。 どういう性質のクラブかというと、フェアウエーウッド(FW)とアイアンの中間に位置するクラブといったらいいでしょうか。 ゴルファ…
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3番ウッドは難しくない 「地面用ドライバー」と考えて
3番ウッド(スプーン=3W)を苦手にしている人が多いようです。3Wはボールが上がらない、すぐ落ちて距離も出ないと言うのです。 では、ロングホールの第2打はどうしているのかといえば、5Wや7W…
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コックの解放は肩の突き上げで 上半身の使い方を考える
スイングパワーの源泉は下半身であること。下半身主導でクラブを振ることで最大のヘッドスピードが得られることは、これまでも説明してきました。 その感覚で素振りをすれば、ボールを打つわけではありま…