誰が儲ける インバウンド落とし穴
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アプリ使って商品購入 中国人旅行で「白タク」野放し状態
上海発の中国東方航空が定刻通りに羽田空港国際線ターミナルに到着した。しばらくすると到着ロビーは乗客であふれた。筆者は訪日客とおぼしき4人家族の行く先に注目した。エレベーターに乗り込むと彼らはスマホを…
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憧れの伊豆半島だったが…目算狂った中国人のホテル買収
数年ほど前、中国人による日本のホテルや旅館の買収が話題になった。いまでも「一服するどころか、中国、台湾、香港などからの購入希望者は去年に比べ倍以上」(ホテル旅館経営研究所)だという。 静岡県…
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自治体連携の観光地域づくり「日本版DMO」は大手の餌食
インバウンドビジネスの世界では「日本版DMO」という言葉が今、はやりだ。DMO(Destination Management Organization)とは、県境、村境という線引きを越えて、一緒に「…
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話題の「民泊経営」市場を動かすのは中華系ネットワーク
「民泊」といえば、日本にエアビーアンドビーが上陸したが、エアビーだけでも4万8000件の登録(17年5月末)がある。それ以外の中国系民泊サイトも入れると都心部には相当の供給量がある。 「都心の民…
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「まんだらけ」依存の中野区 Wi-Fiデータ活用に地元は…
「まんだらけ」で有名な中野ブロードウェイ。近年、JR中央線・中野駅北口で降りる外国人がにわかに増えた。昨年「グローバル都市宣言」を行った中野区は目下、グローバル都市を目指して「Wi―Fiデータ」を使っ…
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大賑わいの浅草 「外国人は実はほどんとお金を使わない」
外国人客が闊歩する浅草界隈はインバウンドで大盛り上がりだ。ホッピー通りをはじめ、庶民的な地元客向けの居酒屋でも英文メニューがある。「インバウンド効果」は一見、浅草の隅々まで行き渡っているかのようだ。…