三枝成彰の中高年革命
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恋愛にのめり込むタイプはもともとのポテンシャルが高い?
男女の関係というのは理性の外にあることが多いようで、普通の精神状態であれば思いとどまるようなことまでやらせてしまう力が働くことが多い。仲のいい時であれば、それもいいだろう。いい年をした男女が公衆の面…
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妻への強い対抗心か…不倫相手を“第一人者”に育てた女傑
今回も「オンナは恐ろしい」と思った事例を紹介したい。 あるとき、知り合いの女性を含む数人と、仕事で地方に出掛けたことがあった。そこは女性にとって不倫相手が住んでいる場所で、彼女は彼をホテルの…
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小泉進次郎は結婚を機に逆風 つくづく女性は怖いなあ
小泉進次郎さんに逆風が吹いている。大臣就任で増えた発言で力不足を露呈したこともあるが、潮目が変わったのは首相官邸での結婚発表だろう。熱心に支持してきた女性たちも、女子アナとのデキ婚に失望したようだ。…
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関西電力の社長続投が驚くことではなくなったことに絶望
責任を取ろうとしないトップの姿をまた見せつけられた。関西電力の会長や社長らが福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていたものの、退任するつもりはないという。金品を受け取った理由について、岩根社…
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日本はいつからトップが責任を取らない国になったのか
権力者の無責任ぶりが、また浮き彫りになった。もはや驚くに値しないし、口にするのもむなしい。いったい、この国は、いつからトップが責任を取らないようになったのか。 安倍政権の内閣改造と自民党役員…
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当たり前の発想? 伝統よりも新しさを評価する西洋の原点
その昔、旧東ドイツの小さな町にいる日本人指揮者から現代音楽の作曲を依頼されたことがあった。彼は世界中の作曲家に依頼していて、現地で演奏するための費用も自治体が出していた。当時、向こうは失業率が70%…
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臆病な羊のような日本人には作れない映画やオペラがある
先日、ドキュメンタリー映画「主戦場」を見た。日韓両国の間にトゲのように刺さっている従軍慰安婦の問題について、右派と左派の論客にインタビューしたものだ。 ジャーナリストの桜井よしこさん、新潮4…
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演説がうまくカリスマ性も備える れいわ山本太郎への不安
先の参院選で「れいわ新選組」が2議席を確保した。ほかの野党が勢いを失っている中、彼らの躍進は注目に値する。まずは参院選で議席を確保すると、次の衆院選で勢力を拡大して非自民連立政権樹立の立役者となった…
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「村山談話」見直し表明の首相が韓国に「約束守れ」の滑稽
韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことに、日本政府が反発している。もちろん、せっかく築き上げてきた関係をご破算にするような行動は慎むべきだ。対立の範囲を拡大すること…
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泥沼化…韓国の言い分が理解できない人は会津に行くといい
日韓関係が泥沼の状況になっている。日本側からすれば、今回の事態は韓国に非があるということになるのだろう。ホワイト国から韓国を除外することについて、パブリックコメントの95%超が「賛成」というのだから…
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芸術に口出す権力を大衆が支持…ナチス・ドイツと同じでは
ジャーナリストの津田大介さんが芸術監督を務める国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の中で企画された「表現の不自由展・その後」がテロ予告や脅迫で中止に追い込まれた。 「ガソリン携行缶を持っ…
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9月開始「3歳から義務教育」日本もフランスに見習うべきだ
僕は以前から、義務教育は4歳から始めるべきだと言ってきた。このコラムでも取り上げたことがある。 そう思っていたら、フランスは9月に始まる新年度から、義務教育の年齢を3歳に引き下げるという。欧…
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天才ほど変態…チャプリンもヒトラーも「ロリコン」だった
放火殺人事件で多くの社員が犠牲になった京都アニメーションは、日本のアニメ文化の発展に大きく貢献したそうだ。同社の作品が日本はもちろん海外にまでファンを増やしていったことで、それまでは2次元性愛者やロ…
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森美術館は“18禁”の展覧があるが…エロと芸術の線引きの謎
半年ほど前、現代美術家の会田誠さんが行った公開講義について、主催者側の学校法人が美術モデルの女性に訴えられるということがあった。講義で会田さんは、女性がレイプされている絵を見せたり、AV女優がゴキブ…
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多様性の時代 政治に対して自分の考えを持つ訓練の重要性
JR札幌駅前で、安倍さんの街頭演説にヤジを飛ばした市民が、警察に取り押さえられて排除されたそうだ。「安倍やめろ、帰れ」と連呼した男性と、「増税反対」と叫んだ女性が、制服と私服の警官に取り囲まれて腕や…
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「あの世」を信じる若者たちが安倍政権を支持する理由とは
参院選が始まった。改憲、消費税増税、老後の暮らしなど、本来であれば議論されるべきテーマは数多くある。それでも選挙戦は盛り上がっていない。報道機関の情勢調査によると、自公与党で改選議席の過半数となる6…
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映画「新聞記者」に関わったすべての人が示した勇気の尊さ
先週、渋谷の映画館で「新聞記者」を見た。権力によるメディア支配を描いた社会派サスペンスだ。作品の出来には物足りなさも感じたが、安倍1強といわれる今、政治の暗部にメスを入れた勇気に拍手を送りたい。 …
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生涯収入から1億円税金負担しながら選挙を軽んじる愚かさ
「老後2000万円問題」がクローズアップされる中、7月21日投開票の参議院選挙が近づいてきた。選挙は国民が主権を行使する機会であり、決して無駄にはできない。特に参議院は任期が6年と長いだけに、しっかり…
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漫画「赤狩り」が描く冷戦下のハリウッドは今の日本と酷似
小学館の漫画雑誌「ビッグコミックオリジナル」で連載中の「赤狩り」は、第2次世界大戦後の米国で、共産党員やそのシンパの映画人が追放された「レッドパージ」を描いたものだ。共産主義は戦後の冷戦時代に急速に…
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数字でも明らか ロシアと日本の軍事力は圧倒的な差がある
日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員は自身のツイッターで、「任期を全うし前に進んでまいります」と発信した。国後島の宿泊施設で戦争を容認する発言をした上に、「オンナを買いたい」と駄々をこねて暴れた…