「告白」あの事件の当事者
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熊谷連続殺人事件<後>もう一度、裁判をやり直させてほしい
2015年9月16日、加藤さんの妻・美和子さん(当時41)と長女の美咲さん(同10)、次女の春花さん(同7)が、ペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者によって熊谷市の自宅で殺害された…
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甲状腺がんになりうる経過観察の子どもたちは“3500人”いる
2011年3月の東京電力福島第1原発事故からまもなく8年半になるが、放射線被ばくによる甲状腺がんの疑いのある子どもが増え続けているという。 甲状腺検査の対象は、事故当時18歳以下や事故後1年…
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「依存症問題を考える会」代表が語るギャンブル漬けの日々
芸能人の薬物依存問題が世間を騒がせているが、ギャンブル依存症も深刻だ。日本では今年の秋以降にカジノ管理委員会を設けるほか、IR設置箇所を選ぶ際の基準となる基本方針を策定する。 2014年、厚…
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子宮頸がんワクチン1回目の摂取で生理が来なくなりました
2011年2月、高校1年生だった酒井さんは、高校で配られたチラシや、市役所からの子宮頚がんワクチン接種の案内を見て「ワクチンで防げるがんなんてあるんだ」と驚いたという。子宮頚がんは、性的接触でヒトパ…
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原発事故「被害者0」で五輪開催のため強引な切り捨てが…
先月20日、横浜地裁は、福島原発事故による被害者60世帯175人を原告とする訴訟で、国と東京電力に対して法的な責任を認めた。「ふるさと喪失・生活破壊慰謝料」など4億円超の賠償を命じるもので、国の責任…
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福島悪魔払い殺人事件<後編>現場の部屋は床一面に蛆虫が…
今から20年以上前の1995年7月5日、福島県須賀川市小作田にある新興住宅地の一軒家を県警の捜査員たちが密かに囲んでいた。 その家では祈祷師の江藤幸子が信者たちを集めて共同生活を送っていた。…
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泉佐野市ふるさと納税問題 担当者が語る総務省との対立
今年4月以降、「ふるさと納税」は、改正地方税法の施行によって返礼品の見直しが行われる。 現在、ふるさと納税を巡って、総務省と対立しているのが、大阪・泉佐野市だ。同市は返礼品に加えて、総額10…
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JR福知山線脱線事故 遺族の大森氏「娘の死無駄にしない」
2005年4月25日午前9時18分ごろ、兵庫県尼崎市のJR福知山線のカーブで快速電車が脱線し、運転士と乗客106人が死亡、562人が重軽傷を負った。業務上過失致死傷罪で強制起訴されたJR西日本の歴代…
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鈴木直道・夕張市長<後編>観光産業はその後どうなったか?
「炭鉱から観光へ」というスローガンのもと北海道夕張市は大きく政策転換した。しかし、これが11年前の財政破綻を招いた、財政赤字に拍車をかけたともいわれる。 1980年代、当時の中田鉄治市長は、炭…
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鈴木直道・夕張市長<前編>妻からは「家にお金を入れてと」
北海道夕張市が財政破綻してから11年。人口の50%以上が高齢者、働き手である労働人口の急激な減少による人手不足、インフラの老朽化など日本の未来を象徴する問題にいち早く直面し続けてきた。 日本…