安倍“ご臨終”内閣の大臣を裸にする
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農林族なのに…宮腰光寛沖北相は念願の入閣も“貧乏くじ”
自民党のTPP対策委員会の委員長代理兼事務総長として、国会質問でTPP推進の安倍首相をサポート。何度も岸田派の入閣候補に挙がるも、涙をのんできた。 もっとも念願の閣僚にはなれたが、「1億総活…
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山本国家公安委員長 加計問題で沈黙を貫いて「論功行賞」
安倍首相の出身派閥である細田派の入閣待機組から選ばれた。もっとも、大量の待機組の中でなぜ山本なのかといえば、加計学園問題で沈黙を貫いた「論功行賞」ともっぱら。地元の愛媛・今治市は、学園が獣医学部を新…
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桜田義孝五輪相 地元はさらなる舌禍に期待「今度は何を」
「会見は棒読みでもいい」「答弁が不安だから法案の担当を代えることを検討」――。就任早々、こんな報道が流れる大臣は前代未聞だ。結局、担当代えはなくなり、24日からの臨時国会で審議予定の「サイバーセキュリ…
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渡辺博道復興相は衆院竹下派「分裂」の功績でまんまと入閣
衆院当選7回。いわゆる“滞貨一掃組”だ。これといった実績はないが、9月の総裁選の時、衆院竹下派にあって“安倍支持”で動いた論功で入閣した。 「外交成果が上がっているのに安倍政権から離れる選択肢…
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吉川貴盛農水相は菅の“懐刀”「選挙の弱さ」が自虐ネタ
吉川貴盛農水大臣(67)は、片山さつき地方創生相や桜田義孝五輪相とともに、二階派の「入閣待機組」だった。 「農業政策に長年携わってきた『農水族』。適任と言えば聞こえはいいが、可もなく不可もない…
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「保育園落ちた」にヤジ 石田総務相はモリカケ論功で入閣
無派閥から唯一の大臣抜擢は、モリカケ論功人事ともっぱら。今年の通常国会では、大臣への登竜門とも呼ばれる衆院議運委の筆頭理事。野党が再三、要求した安倍首相の昭恵夫人や、加計学園の加計孝太郎理事長の参考…
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筆頭“待機組”原田義昭環境相 米大学院卒と経歴詐称の過去
滞貨一掃と揶揄された「待機組」の筆頭が原田義昭環境大臣(74)。閣僚最年長の麻生財務相(78)とともに閣僚の平均年齢を引き上げているひとりだ。東大法学部卒。新日本製鉄(現・新日鉄住金)を経て旧通産省…
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平井科技IT担当相は「黙れ、ばばあ!」で批判されたボン
当選7回でやっと初入閣の平井卓也科技IT担当相(60)。典型的な“滞貨一掃組”である。これといった実績はゼロだ。 新大臣を紹介する記事で大手新聞にまで「強気の性格が影響してか<気軽に話し掛け…
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柴山文科相は通称“柴犬” 公募第1号の生粋の安倍チルドレン
改造内閣の最年少大臣だ。就任会見でいきなり、戦前・戦中の軍国主義教育に結びついた教育勅語は「現代風に解釈され、アレンジした形で、道徳などに使うことができる分野は十分にある」と発言し、物議を醸した。舌…
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“組閣ごっこ”写真が大炎上…岩屋毅防衛相は待望の初入閣
かねて防衛相としての入閣を望んでいた岩屋。「事実上『最後』となる安倍内閣で、派閥領袖の麻生副総理の推薦でねじ込んでもらった」(官邸事情通)のが実情だ。5日の記者会見では、新任の玉城デニー沖縄県知事が…
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魔の3回生が異例の入閣 山下法相は“ご飯論法”がお得意
サプライズだった石破派からの“魔の3回生”入閣は「石破派への配慮に見せかけた分断工作」(自民党関係者)との見方がもっぱらだ。 岡山県出身で東大法学部在学中に司法試験に合格。1992年に検察官…
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厚労行政は「ズブの素人」 根本匠は典型的な“アベ友”入閣
根本匠(67)はかつて「政策新人類」と評され、副大臣、首相補佐官と出世コースを歩み、第2次安倍内閣発足時の2012年、復興相に就任した。09年衆院選で落選しており、「浪人組」の大臣就任には党内からや…
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片山さつき地方創生・女性活躍相 タマ不足で紅一点初入閣
政界入りから13年。凄まじい猟官運動が実を結び、紅一点の初入閣。出たがり屋にはピッタリの舞台だ。取材殺到につけまつげでキメたが、盛り過ぎてポロポロと落とし、記者の失笑を買った。抜擢理由は女性候補のタ…