2019 新春「笑」芸人解体新書
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金属バットの“ヘラヘラ感”はブレークする芸人に共通する
面白いお笑いコンビには、ひとつの共通点がある。それは「ヘラヘラしている」ということだ。ネタを演じる前から、何かしゃべり始める前から、何となく雰囲気がふざけていて、薄笑いを浮かべているような感じがある…
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現役医師しゅんしゅんクリニックPは高学歴芸人の最終兵器
一昔前までは、芸人を目指す人で大学を出ている人はほとんどいなかった。ところが、最近では大卒の芸人も多くなり、京大卒のロザン・宇治原史規、同志社大卒のメイプル超合金・カズレーザーのように、高学歴を売り…
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共演は? Mr.シャチホコは和田アキ子を“しゃべり”で料理
最近、女帝・和田アキ子にどうも元気がない。2015年を最後に「NHK紅白歌合戦」からも声がかからなくなり、歌手としての存在感も薄くなりつつある。 それなりに若く見える和田も現在68歳。バラエ…
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「トム・ブラウン」お笑い界屈指の“ツッコミ不在”の漫才
昨年末の「M―1グランプリ」の決勝メンバーの顔ぶれを見ると、ある偏りがあることに気付く。実は10組中9組が、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人なのだ。もともとよしもとは芸人の数が圧倒的…
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霜降り明星は“言葉の笑い”と“動きの笑い”の二重奏が絶妙
一お笑いファンとして本当に残念なことがある。昨年末の「M―1グランプリ」が終わった後、マスコミでは芸人による上沼恵美子への暴言事件ばかりが話題になり、大会そのものや優勝した芸人に関する報道があまりに…
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M-1舌禍事件の“主犯”とろ久保田は泥水をすすり続けていた
2年前の「M―1グランプリ」で優勝したのは、芸歴15年(当時)の苦労人である「とろサーモン」だった。優勝後には仕事も急増し、何もかも順調であるように見えた。 そんな矢先に新たなトラブルが発生…