「表と裏」の法律知識
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恵比寿「テキーラ」死亡事件には恐るべき代償が待っている
コロナ禍ではありますが、これから年末に向けて3密を避けながら忘年会をされる方もいらっしゃるでしょう。でもお酒の飲み方には気を付けなければならないと思わせる「事件」がネットを賑わせています。 …
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高速道路の料金所 ETC車線を突破すると逮捕される?
ETCが導入されて約20年。現在の日本でのETC装着率は9割超ともいわれています。僕も自動車を運転しますが、ETC車線ではなく一般車線を利用するのは、旅行先でレンタカーを利用するときくらいです。現在…
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コロナより多い自殺者数 弁護士も増加要因つくっている?
今年は著名な芸能人の方の自殺報道が多く取り沙汰された1年だったと思います。 弁護士の仕事にとって自殺は「身近なもの」かもしれません。依頼者やその家族が自殺することもありますし、一家心中・無理…
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精子提供は誰が親か? ようやく法整備だが問題は山積み
自分が誰の子であるのか。医療技術などの進歩に法律が追い付いていないため、このアイデンティティーの根本に関わる問題に法律が答えを与えていない状態が長く続いています。 生殖補助医療は1949年か…
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面会交流のルールを法制化しない国を子や親族が訴えた!
親が離婚した後に、離れ離れになった親と会えないのは国が法整備を怠ったからだと、面会交流ができなかった子どもやその親族が国を訴えました。 親権者をどちらにするかだけでなく、別居親と子どもとの面…
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スピード違反証拠を捏造 警察組織犯罪の底なし
警察官に交通取り締まりを受けたら仕方がない――。普通はそう考え、違和感のある摘発でも諦める方が圧倒的に多いでしょう。その認識を覆しかねない不祥事が起きました。 先月、北海道警の警察官10人以…
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「鬼滅の刃」ヒット裏で…海賊版・偽グッズ販売の逮捕連発
新型コロナウイルス蔓延による自粛を追い風にして、映画「鬼滅の刃」が空前の大ヒット中です。僕も単行本を買い続けてきた鬼滅ファンなので、公開直後に「1回目の」観賞をしてきました。年末にかけてまだまだ盛り…
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持続化給付金の不正受給 早急に返金と自首をするべき
コロナ問題で苦しむ事業者を支援するために設立された持続化給付金制度ですが、この給付金をだまし取った人たちが、積極的に返金を申し出る事態になっています。 事業者をできるだけ早く支援するため、こ…
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破産・失業・離婚…本番はこれから お金の悩みは早く相談
日本初の緊急事態宣言が4月に出されてからもう半年が経ちます。新しい生活様式が提案され、さまざまな企業努力や政府のGoToキャンペーンなどにより、元通りの日常、というより前とは違う日常に少しずつ近づい…
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飲酒運転の落とし穴「寝たら大丈夫」は犯罪のもとになる
元TOKIOの山口達也さんが酒気帯び運転で逮捕されました。2年前のトラブルの際に禁酒を誓っていただけに、飲酒を再開していたこと、そして酒が抜けていない状態で大型バイクを運転したことという2つの意味で…
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機内でマスク拒否 乗客を降ろした航空会社の判断は当然
今月、マスク着用を拒否した客と格安航空会社(LCC)とのトラブルがネットを賑わせました。 ひとつは、ピーチ・アビエーションが、マスク着用を拒否し、さらに出発後に客室乗務員や他の乗客とトラブル…
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伊勢谷友介逮捕 海外の麻薬合法国で所持ならセーフか
俳優の伊勢谷友介さんが大麻取締法(所持)で逮捕されました。伊勢谷さんは、自己使用目的での所持を認め、また大麻使用が「日本では法に触れることを理解している」とも話されているようです。また有名なYouT…
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新型コロナが生んだ「裏バイト」増加の闇 SNSで巧みに勧誘
新型コロナウイルスに関連して企業が破綻するケースや、給与が減ったり職を失うケースが増加し続けています。 その中で、この減収に苦しむ人々に狙いを定めた「裏バイト」が増加し、逮捕事例も増えていま…
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悪質クレーマーは犯罪者 日高屋“出入り禁止令”は問題なし
日本の飲食業・接客業のホスピタリティーの高さは、「お客さまは神様」という接客姿勢から来ているのかもしれません。しかし、「お客さまは神様」と勘違いして振る舞う客は悪質クレーマーでしかありません。 …
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伊藤詩織さん問題提起「いいね」が名誉毀損になり得る根拠
ジャーナリストの伊藤詩織氏が、自民党の杉田水脈(みお)衆議院議員に対し、自身を中傷するツイートに繰り返し「いいね」を押したとして慰謝料など合計220万円を求め、東京地裁に提訴しました。 元大…
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「18歳未満との交際」でよくある2つの弁解…は通用しません
ジャニーズのトップアイドルの一人である山下智久さんが、17歳の女子高生モデルと深夜飲食を共にし、その後ホテル滞在をしていたという内容の“文春砲”を受けて、窮地に立たされています。 過去にも、…
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パワハラ対策が義務化 厳重注意との線引きわかりますか?
「ミスは誰にでもあるもの」とわかってはいても、期限を守らなかったり、指示内容と全く異なる処理をされてしまうと怒りたくもなります。しかし、怒りのままに部下を潰してしまっては、結局自分の負担が増えるだけで…
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「安楽死」が認められる余地と犯罪になる境目#50
医師2人が、全身の筋肉が衰える難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性の委託を受け殺害した容疑(嘱託殺人)で逮捕されたという事件が注目されています。 この事件は、いわゆる安楽死の問題とも…
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春名風花さんがSNS誹謗中傷から乗り越えた多くのリスク
ジャンヌ・ダルクのようだなと思いました。19歳のひとりの女性が闘い、勝利したことで、世の中が変わっていくかもしれません。 “はるかぜちゃん”こと女優の春名風花さんが、ツイッターで誹謗中傷をした…
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「賭博」は刑法犯です しっかりとガイドラインを把握して
仲間内で何かを賭けて勝負事をした人は少なくないと思います。かくいう僕も、バスケットボール部だった高校時代、友人とフリースローの勝負をしてアイス代を稼いでいました。とはいえ「賭博」は刑法犯ですので、し…