新型コロナ 今さら聞けない重大知識
-
中国は初期ウイルス提出せず…海鮮市場は無関係という説も
3月に入ると、ある方から中国国家生物情報センターのサイトを教えていただいた。さっそくアクセスしてみると、そこには新型コロナウイルスが中国から世界中に広がるにつれて、ウイルスのゲノムが変化していくさま…
-
中国の生物化学兵器説は根拠が弱いが…気になる謎の動きが
4月15日、アメリカのFOXニュースが、新型コロナウイルスは湖北省武漢の海鮮市場ではなく、中国科学院の「武漢ウイルス研究所」から広まった可能性があると報じた。私にはそれが正しいかどうかは判断できない…
-
免疫が銃を乱射し自殺命令まで…コロナで人間が死ぬ仕組み
コロナウイルスに感染すると、宿主である人間がどうして死ぬのだろう。その前に、ウイルスはどうやって増殖するのだろうか。 ウイルスを吸い込んだとする。最初に鼻か喉の粘膜に付着すると、免疫グロブリ…
-
米国の死者数が中国を抜いたナゾ解き 進化し交雑し強毒化
感染者数が増加して感染率に変化があれば、なんとなくウイルスが変異したのではないかと疑うのは当然だろう。それを確かめるには、少なくともゲノムを調べることだ。新型コロナウイルスのゲノムなんて塩基数にして…
-
武漢の新型コロナウイルスと欧州のものはやはり違う
3月24日ごろに、東京都を中心に感染率が急に高くなったのはなぜだろう。 実は、2009年にメキシコで新型インフルエンザが大流行してパンデミックになったことがあったが、当時、私はこの感染地帯の…
-
日本のコロナ感染者数 5月末には7万5千人にまで増加か
前回、倍加時間(感染者数が倍増するのに要する日数)を使えば感染状況を予測できると書いた。東京大学名誉教授の黒木登志夫さんが、東京都の感染者の倍加時間を計算すると、4月10日の時点で5.32日だった。…
-
欧州から持ち帰ったウイルス 3月24日から感染拡大した理由
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。一部の専門家が、風邪のウイルスよりも感染率が低いとか、感染しても軽症ですむなどと語っていたのはつい2カ月ほど前のことだ。ところが、ヨーロッパに飛び火したウイ…
-
雨の日は電車を回避…くしゃみ1回で数百万個ウイルス飛散
雨が降った日に出かけるのは憂鬱だ。今日も先方からどうしても会いたいというので、乗客が少ない午後2時ごろの電車で向かったが、結局帰りは夕方になり、普段よりも少ないとはいえ、結構な人が乗っていた。 …