誰でもPCR検査へ 世田谷モデルは今
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<4>保坂展人世田谷区長を直撃 「政治の問題ではなく科学」
「開始をして、有用で意義があると確信を強めている」――。先週15日の定例会見で、世田谷区の保坂展人区長は実感を込めて語った。 区は10月から有症者や濃厚接触者に限らない「社会的検査」を高齢者の…
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<3>プール方式見送り 国費投入に「待った」厚労省の言い分
「世田谷モデル」で打ち出した幅広い「社会的検査」を実施するには、低コストで大規模検査を可能にする「プール方式」が不可欠。ところが、世田谷区は当面、導入を見送った。 ■今月から2万3000人でキッ…
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<2>大規模PCR検査の切り札「プール方式」実験を進めていた
7月末、保坂展人区長が打ち出した「世田谷モデル」。行政による検査を有症者や濃厚接触者に限らず、幅広く行う「社会的検査」とするには、劇的な体制拡充が必要で、7月比で10倍の1日当たり3000件を最終目…
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<1>コロナに法や制度を合わせる 国内初の社会的検査を追求
海外に比べて圧倒的に少ない日本の新型コロナウイルスのPCR検査。国や東京都の鈍い動きを見かねて7月末、世田谷区は検査の大幅拡充を独自に実施する「世田谷モデル」をぶち上げた。2カ月余が経過した今、どう…