コロナワクチン接種後死亡を追う
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戦後最大「超過死亡」の謎…ワクチン接種との関係はあるのか?
新型コロナ感染症のパンデミックをめぐる謎の一つに「超過死亡」がある。超過死亡とは、死亡者の数が例年の水準にもとづく予測値に比べてどれだけ上回っているかを示す指標。対前年比の死亡者数が一つの目安になる…
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ワクチン接種と副反応被害 因果関係の判断に重要な「白木3基準」
新型コロナワクチン接種の副反応疑いで重篤な被害を受けた人や遺族は、「予防接種健康被害救済制度」に基づいて医療費や、障害年金、死亡一時金などの補償を申請できる。民法の損害賠償請求では事実と結果(接種と…
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反ワクチン陰謀論と推進論の不毛…「副反応疑い」は客観的情報が不足している
新型コロナワクチンの副反応疑い死について語ろうとすると、とても窮屈な空気につつまれる。遺族は強い衝撃を受けている。なぜ、どうして、ああすればよかった、こうすればよかった、と悩み苦しむ。 そう…
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「原死因」ワクチン接種4事例の詳報 遺体が語る因果関係とは?
大阪医科薬科大学法医学教室は、昨春から今春にかけて警察から依頼された法医解剖例のうち少なくとも「4件」で、「原死因(死亡を引き起こした一連の事象の起因となった疾病または損傷)」は「新型コロナウイルス…
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大阪医薬大法医学教室の解剖…ワクチン2回目接種後に異変、60代男性は肺動脈の断面に血栓びっしり
大阪府高槻市、大阪医科薬科大学法医学教室では鈴木廣一名誉教授ともう一人の教授で、年間160~200体、犯罪や事故、または自宅や路上などで突然死した人の遺体を解剖している。昨年8月上旬、60代男性の遺…
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広島大が衝撃発表! “サイトカインストーム”発生で症例報告4例全員の体温が「異常高温」
総じて厚生労働省と医学界は、新型コロナワクチン接種と接種後死亡の因果関係の解明には消極的なようにみえる。 そうしたなか、広島大学の法医学、病理学講座を中心とする研究グループが、「Fronti…
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1周忌前にやっと届いた鑑定書 死因とされた「全身性炎症反応症候群」の意味
広島県在住の岡本裕二さんは、新型コロナワクチン接種3日後に自宅で亡くなった長男の死因を知りたくて、地元の自治体窓口に、「健康被害救済制度」の適用を申し出た。遺体を解剖した広島大学法医学研究室が示した…
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広島の30歳男性はモデルナ2回目の3日後に亡くなり…死因「不詳」に遺族は愕然
新型コロナワクチン接種後、体調が急変し、自宅や路上で亡くなるケースがある。医師が看取っていないので、変死扱いになり、警察が「検視」をして死因を探る。遺体は警察医や法医学研究室などが「検案」。必要なら…
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症例に評価を下す“審判役”のPMDAがワクチンと副反応の「因果関係」を認めない背景
日々、全国の医療機関からPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)に新型コロナワクチン接種による「副反応疑い報告」が続々と届いている。 1900件近い死亡例でPMDAが接種と死の因果関係…
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副反応疑い死亡例は9月4日時点で1854件…その99%以上が「評価不能」判定の不可解
国が医薬品の安全性、有効性を判断するうえで厚生労働省所管のPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)が重要な役割を担う。この医薬安全性の審判役=PMDAには医療機関から新型コロナワクチン接種後の…
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中日・木下投手の死去は「労働災害」の色彩が濃いのに、なぜ遺族に補償金は支払われないのか
働く人が新型コロナワクチン接種で健康被害を受けた場合、労働災害の対象になるのだろうか。 厚生労働省は、接種は「労働者の自由意思に基づく」のだから健康被害が生じても労災保険給付の対象外としてい…
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「関連あり」と報告した中日・木下投手の主治医が語る「我々の知らないことが起きている」
中日ドラゴンズの投手・木下雄介さん(享年27)は、新型コロナワクチンの接種8日後に体調が急変。昨年8月に亡くなった。病理解剖の結果、接種との関係が濃厚とみられる「劇症型心筋炎」を発症していた。 …
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副反応問題に2つの制度で遺族戸惑い…中日・木下投手の妻は「救済申請」までに1年2カ月
どんなに優れたワクチンでも「副反応」は必ず生じる。人の免疫は複雑で多様なため、ワクチンを打てば病原体に対する免疫をつくる「主作用」以外の好ましくない症状も出る。免疫反応が関わっているので、これを副反…
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中日投手・木下雄介さん 因果関係「評価不能」判定に妻は「崖から突き落とされた」と
新型コロナワクチン接種後の「副反応疑い」による死亡者が増え続けている。9月4日時点で医療機関から厚生労働省に報告された障害、入院などを含む「重篤」な副反応疑い事例は7798件。そのうち死亡例は185…