大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選
いよいよ13日、大阪・関西万博が開幕する。万博の華といわれる海外パビリオンの工事の遅れや地中から湧き出るメタンガスの対策、チケットの販売低迷など課題は山積したまま。ワイドショーは堰を切ったように「見どころ」を紹介しているが、開幕直前9日のメディアデーに参加した本紙記者が「激ヤバ」と感じた要注意点を紹介する。
■まぶしすぎる会場内
4~6日のテストランの参加者からも指摘されていた通り、とにかく日差しを遮るものが少ない。幅約30メートルの大屋根リングの下なら日差しや雨を避けられるが、一歩出た途端、強い照り返しに襲われる。東京ドーム33個分のだだっ広い会場全体に白っぽい舗装が施されているため、歩き回っている間はひたすらまぶしい。晴れた日はサングラスや帽子が必須だ。
当然、暑さ対策も欠かせない。メディアデー当日、大阪市内は最高気温21.2度。それでも直射日光と照り返しのせいで、半袖でも汗が止まらない。腕はうっすらと日焼けしていた。真夏日(最高気温30度以上)や猛暑日(同35度以上)は、どうなるやら。灼熱地獄っす。
■巨大リングの罠
最大の目玉が約350億円をかけてつくった外周約2キロの巨大リングだ。すり鉢状になっており、内側の高さは約12メートル、外側は約20メートル。リングの上からパビリオンや大阪湾を見下ろせるのがウリだが、地上よりも照り返しがきつくて暑い。
2キロの間にエレベーターが6基、エスカレーターが5基(うち1基は上りのみ)設置されているため、昇降は意外に苦労しない。しかし、リング外側の最高地点に上がると、内側に下りられるのは約400メートル先。海を見たいと思って上ると、長い距離を歩かされるハメに。足腰はガタガタだ。