世界最先端スイング2023
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フェースの開閉が少ない トレビノのスイングは50年経った今でも世界最高レベル
この連載も最終回。タイトルこそ変われど30年以上にわたってゴルフスイングを検証してきたが、昔も今も、ショットメーカーと呼ばれるツアープロのスイングには共通点がある。 体の使い方やクラブの振り…
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トップからダウンの切り返しは…右肩を支点に手で時計回りの半円を描く
ヘッドをインサイドから下ろしているつもりなのに、スマホで自分のスイングをチェックするとヘッドが外から下りている……。 前回も紹介したが、昔も今も、アマチュアの多くは右曲がりのスライスに悩み、…
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トップからの切り返しでは右ハンドルを意識する
ゴルフクラブは新素材登場や技術開発もあってこの50年間で驚くほどのスピードで進化し、大きく様変わりした。 ドライバーのヘッドは木製から金属素材のチタンになり、体積は2倍以上になった。シャフト…
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フェアウエーウッドが苦手なら「膝立ち素振り」を…入射角が浅くなりミスが激減
ドライバーはそこそこうまく打てるのに、フェアウエーウッド(FW)を手にした途端、ちゃんと打てない。ダフリ、トップのミスを連発してしまう……。 ドライバーはボールをティーアップしているのに対し…
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ミスの原因が明確に トップがうまく決まらない時は“二刀流素振り”のススメ
ゴルフスイングでチェックするポイントはいくつかあるが、弾道安定性に影響するのはトップの形だ。ツアープロのスイングを引き合いに出すまでもないが、トップが決まっている方がダウンスイングの軌道が安定し、イ…
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室内でも簡単! “二刀流”素振りはクラブの軌道を正確にチェックできる
ゴルフスイングは円運動と言われているからだろう。アマチュアゴルファーの中には、意図的にクラブを丸く振ろうとしているが、この「丸さ」という言葉を勘違いしている人が意外と多い。 典型的に多いのが…
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インパクトまで右ひじが曲がっていると「フォロースルー」が自然と大きくなる
ユーチューブにはさまざまなゴルフに関する動画がアップされているが、筆者がマメにチェックしているのがツアー選手のスイング動画だ。 先週の国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」で小滝…
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テイクバックは右ひじを胸の前にキープすると体幹をしっかり回せる
ツアープロのスイングを引き合いに出すまでもないが、ヘッドスピードを効率良く上げるのに不可欠なのはテイクバックでのパワーの蓄積だ。手先だけでヒョイとクラブを担ぎ上げてしまうとパワーはたまらない。パワー…
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右手にヘッドカバーを持ってシャドースイング 前傾角度をキープする感覚を養う
かつては「インパクトはアドレスの再現」というセオリーがあったが、今はそんなことを教える指導者はいない。 プロのスイングを見れば一目瞭然で、インパクトでは骨盤は45度ぐらい開き、肩も20度ぐら…
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着座の素振りはインパクトゾーンで下半身を動かす感覚がわかる
体をしっかり使ってスイングしているつもりなのに、スマホで動画をチェックしてみると体がうまく使えていない。イメージと違いインパクトゾーンでは下半身が止まって手先だけでクラブを振っている……。 …
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左手にヘッドカバーを持って素振りをすると、大きく振り抜く感覚を養える
先週の日本女子ツアー「リゾートトラスト・レディス」は、最終日に首位スタートの山下美夢有が通算21アンダーまでスコアを伸ばし、後続に4打差をつけて今季3勝目(ツアー通算9勝)。 4日間大会を2…
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岩井千怜の「直ドラ」を学ぶ…ヘッドカバーを使って素振りをすると丸く振り抜く感覚が養える
先週の女子ツアー「RKB×三井松島レディス」は、双子の岩井姉妹と山下美夢有が通算11アンダー首位タイでホールアウト。3選手によるプレーオフは、妹の岩井千怜が2ホール目にただ一人バーディーを奪って今季…
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インパクトゾーンでは右肩は下がっていた方がハンドファーストで打てる
プロとアマチュアのスイングを比較するといくつかの違いがあるが、インパクト付近で決定的に違っているのが右肩のポジションだ。 世界ランク1位のJ・ラームをはじめ、世界のトッププロはインパクトで右…
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テニスラケットを使ってフェースをシャットに使う感覚を養う
今季メジャー初戦の「マスターズ」は、最終ラウンドに2打差2位スタートのJ・ラーム(スペイン)がスコアを3つ伸ばし通算12アンダーで初のグリーンジャケットを手中に収めた。 これでPGAツアー通…
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ダウンスイングでヘッドが背中側にあれば、インサイドからアタックできる
先週の国内女子ツアー「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」は、青木瀬令奈が最終日に8バーディー、ノーボギーの自己ベストを更新する「64」で回り逆転優勝。一時、トップ発進の上田桃子に8打差をつけ…
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トップからの切り返しではハンドルを右に切る感覚で右手、右肘を下げていく
クラブが変わればスイングも変わる……。クラブデザイナーの故・竹林隆光さんが残した名言であるが、確かに、今どきのツアープロのスイングを観察するとフェースをシャット(閉じて)に使う選手が増えている。 …
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申ジエの個性的なテイクバック ダウンスイングは立てたシャフトを寝かせて
先週の女子ツアー「ダイキンオーキッドレディス」は最終日に単独トップから出た申ジエ(韓国)が危なげないプレーで通算10アンダーとし、後続に3打差をつけて開幕戦を制した。 これで申は国内ツアー通…
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プロのようなハンドファーストの感覚を養うドリル
自分ではプロのようにハンドファーストの状態でアプローチショットを打っているつもりなのに、スマホでスイングをチェックしてみるともくろみが外れている。インパクトでは左手首が甲側に折れ曲がり、ハンドファー…
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右手首を「出前持ち」の形にすると、シャットフェースのトップになる
先週の米PGAツアー「ジェネシス招待」は3日目を終えてトップに立ったJ・ラーム(スペイン)が最終日も着実にスコアを2つ伸ばし、通算17アンダーで優勝。これで2023年になって3勝目となり、11カ月ぶ…
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インパクトゾーンで右足を引くと手の“通り道”が確保され、クラブの振り抜きが鋭くなる
先週の米PGAツアー「フェニックスオープン」は、前年覇者のS・シェフラーが通算19アンダーで連覇を果たした。 この優勝でシェフラーはツアー通算5勝、世界ランク1位に返り咲いた。 シェ…