巨人原政権17年「負の遺産」処理
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原監督は全権指揮官として球団を私物化…現球団職員を東海大次期監督に根回し
原辰徳監督(65)が編成面を含む「全権」を握った第3次政権では、以前にも増して「独善人事」が目立った。 2021年8月。チームメートへの暴行問題で、日本ハムから出場停止処分を受けていた中田翔…
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「オレが言えばルールも変わるかな?」原監督の傲慢にセ5球団反発…DH制却下で3年連続V逸
巨人が日本シリーズでソフトバンクに衝撃的な4連敗を喫した2019年秋。オーナー報告の後に原辰徳監督(65)がこうブチ上げた。 「セ・リーグにはDH制がない。DH制は使うべき。(パ・リーグと)相…
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原体制下で繰り返された育成制度の悪用…甘い言葉と敬意欠く契約、アマもプロも総スカン
巨人は昨年のドラフト会議で育成選手を9人指名した。前年の2021年は10人、20年は12人。その裏で毎年大量に育成選手が戦力外となって契約を打ち切られている。 原辰徳前監督(65)が3度目の…
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原前監督は助っ人補強では「裸の王様」…米国スカウト網を破壊し、外国人ほとんど機能せず
セ・リーグ連覇を達成しながら、日本シリーズでソフトバンクに2年連続で4連敗を喫した2020年。ここから21年にかけて米国の外国人選手獲得のためのスカウト網に異変が生じていた。 さるチーム関係…
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巨人・原前監督の“尻拭い”は投打に問題山積…阿部新監督に「チーム解体」ができるのか
辞任する巨人の原辰徳前監督(65)は退任を表明した今季最終戦後のセレモニーでも、同席した阿部慎之助新監督(44)の就任会見でも、同じセリフを口にした。 「私の気持ちは一点の曇りもなく、晴れ晴れ…
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阿部新体制を支える巨人編成部門の課題…フロント主導のチーム作りに舵を切るチャンス
これまで巨人の最大のウイークポイントといえば編成部門だった。 ときの監督の意向によって、チームの編成がコロコロ変わる。特に巨人の指揮官は常勝を求められるだけに、いきおい目先の勝利を追い求めた…
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阿部新監督に朗報… “解任”の原監督に巨人から用意されたポストは「オーナー付特別顧問」
4日の今季最終戦後に行われた、巨人恒例のセレモニー。ファンへの挨拶でマイクを握った原辰徳監督(65)はその場で辞任を表明し、チームを阿部慎之助ヘッド(44)に託すことを発表した。甥っ子の菅野智之(3…