緊急企画 新型コロナを正しく恐れる
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中国で正式に認められるアビガンは日本でも切り札になるか
新型コロナウイルス感染症(COVID―19)に対する治療の“切り札”になるのだろうか。現在、世界各国で治療薬の開発や既存薬の応用が進められているが、中でも期待されているのが抗インフルエンザウイルス薬…
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感染の中心は欧州へ…日本人の生活習慣が拡大防止に効果
ジョンソン英国首相が、新型コロナに関して、自国民に向けて行った演説が、注目を集めた。「集団免疫」により感染を乗り切ろうというのだ。国民の多くが感染し、新型コロナに対する免疫を獲得すれば、流行が収まる…
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日本で死者が少ない2つの理由「公衆衛生」と「医療水準」
パンデミック(世界的大流行)が宣言された新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の猛威が止まらない。きのう(22日)正午(日本時間)時点では、世界の感染者数は29万7502人で、そのうち1万29…
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マスク不足はいつ解消? 国産分なら国民1人に月1枚程度
新型コロナウイルスの世界的流行の中、注目したいのは台湾だ。3月17日時点で世界全体の感染者数は18万人を超え、死者は7000人以上に達したが、台湾は感染者77人、死者1人に抑えられている。その台湾で…
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高血圧は新型コロナ重症化リスク増 現地中国人医師が警告
新型コロナウイルス感染症(COVID―19)について新たなことがわかってきた。2カ月前から武漢に派遣された、中国の北京協和医科大学病院集中治療室の教授が、「高血圧患者が新型コロナウイルスに感染した場…
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食事で新型コロナに打ち勝つ 高齢者の6人に1人が低栄養
世界中で新型コロナウイルス感染症(COVID―19)が拡大する中、明らかになったのはこの病気の感染リスクがとくに高く、重篤になりやすいのは65歳以上の高齢者ということ。そして新型肺炎を含むウイルス性…
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目からうつるは本当か? 中国では眼科医がバタバタ倒れる
新型コロナウイルスの新たな感染経路として目の粘膜が注目されている。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の震源地となった中国・武漢で眼科医が相次いで新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなっている…
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流行終息やイベント解禁日を推測「感染症数理モデル」とは
仕事はテレワークを強いられ、子供は学校に行けず、家庭内は不満だらけ。ストレス発散のためのジムや花見に行くのもはばかられる。一体いつになったらこんな生活から解放されるのか? そのカギを握るのが、「感染…
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なぜ米はグランド・プリンセスの乗客を早期下船させるのか
横浜沖で停泊し、約700人の新型コロナウイルス感染者を出したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」。その姉妹船である「グランド・プリンセス」でも21人の感染者が明らかになり、日米の対応の違いが注目さ…
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急ピッチで進むワクチン開発で新型コロナの危険度が分かる
世界各国で新型コロナウイルス感染症(COVID―19)に対するワクチンの開発が進んでいる。米国ではワクチン開発費用などに充てる約8700億円の緊急対策法案が成立。大手製薬会社は企業間で協力することを…
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中国の論文から見た新型肺炎「重症リスクの高い人」とは
これまで情報が錯綜し、事実が見えてこなかった新型コロナウイルス感染症の正体が徐々に明らかになってきた。これまでも新型コロナに関する論文はさまざまな生命科学・生物医学メディアに数多く投稿されているが、…
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日本で年間9.4万人が死亡「肺炎」とはどういう病気なのか
感染予防が困難になる中、新型コロナウイルスで注目すべきは肺炎だろう。どんな病気で、検査はどう行われるのか。弘邦医院の林雅之院長に聞いた。 2018年の人口動態統計月報年計によると、肺炎は日本…
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陽性だと大騒ぎするが PCR検査で病気を判別してはいけない
指定感染症に指定されたため騒がれるのは仕方がないが、新型コロナウイルス感染症には多くの誤解がある。「北品川藤クリニック」(東京・品川)の石原藤樹院長に聞いた。 一番の誤解は「ウイルスがいなけ…
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予防には徹底した手洗い アルコール消毒だけは効果限定的
個人がいまできる最大の予防策といえば「徹底した手洗い」と「エタノール(アルコール)消毒」だろう。 この2つは、どちらを優先すべきなのか? 「弘邦医院」(東京・葛西)の林雅之院長に聞いた。 …
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マスクは感染リスクを高める恐れ「子どもには厳禁」と医師
新型コロナウイルスの感染が急拡大している中国・韓国・日本では当たり前のマスク姿。マスクは感染者やその疑いのある人が周囲にうつさないために必要だが、感染していない人が感染するのを防ぐ予防効果はあるのか…