元祖イケメン俳優・仲雅美さん 借金3億円に泣き今は警備員
絵に描いたような美少年ぶりは今も印象に残っている。“元祖イケメン”の呼び声高い仲雅美さん(64)だ。1971年、ロシア民謡「ポーリュシカ・ポーレ」が大ヒットし、俳優としても映画「同棲時代~今日子と次郎~」「愛と誠」などに出演、甘いマスクに女の子は熱い吐息をもらした。今どうしているのか。
■ライブではあのヒット曲は欠かせない
会ったのは東京・四谷のライブハウス「四谷Live inn MAGIC」。ここで毎月1回行われているイベント「今夜も5KIGENじゃナイト」のリハーサル終了後だ。
「一緒にやるのが中村繁之クン、長江健次クン、諸岡ケンジクンたちだろ。まぎれもなくオレが最年長だね。『ポーリュシカ・ポーレ』? もちろん、歌う。お客さんはそれを期待してるんだから、裏切ったら申し訳ない。ただし、衣装は着古した日舞の稽古着だし、ギターも1万9000円の中古品。それでも中身は一級品だよ。あと、今回は日舞の深水流家元、朝丘雪路さんが歌った童謡の『赤い靴』のCDに合わせ、踊りを披露しようと思ってる。ギャラなんてタダみたいなもんでも、自由にできるのがうれしいね」