巨乳アイドルだったホーン・ユキさん 今は現場のガードマン

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 70年代前半、ホットパンツや水着をユニホーム代わりにセクシー路線で売り出したアイドルグループがいた。「ザ・ゴールデンハーフ」の妹分としてデビューした4人組「ザ・シュークリーム」だ。その中のひとり、バスト90センチ、“ボインちゃん”と呼ばれたホーン・ユキさん(64)は今どうしているのか。

 都内世田谷区の、ある私鉄駅の改修工事現場に紺の制服にヘルメット、耳当てにマフラーの完全防寒姿の女性ガードマンが立っていた。通行人やクルマを巧みに誘導し、頭を下げる。工事用トラックが来れば、安全を確認して素早く現場内へ。この手際のいい彼女こそホーン・ユキさんだった。

「警備会社の社員になって、今年で8年です。ここには6年前の基礎工事から入ってて、日曜日以外、早番遅番のローテーションで朝から晩まで昼食と休憩時間以外は立ちっぱなし。早番の時は朝4時に起き、朝食とお弁当を作り、7時には現場に入る。作業開始は8時ですが、ギリギリは好きじゃないんです」

 とうに還暦を過ぎて、なぜガードマンなのか?

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