元祖イケメン俳優・仲雅美さん 借金3億円に泣き今は警備員
「当然、芸能界の仕事なんてあるはずもなく、安酒に溺れる日々よ。深酒がたたり、肝不全と腎不全を併発して死の淵をさまよったこともあったけど、奇跡的に回復した。工事現場の交通誘導の警備員、これが今のオレの本業さ。もう4、5年になる。踊りみたいに優雅に身ぶり手ぶりし、それでスムーズにクルマを動かすことができた日なんかむちゃくちゃうれしくてね。週5日働いて月10万円ちょい。好きで働いてるんであって、不満はまったくないよ」
光熱費込みで家賃3万5000円の足立区内の警備会社の寮に暮らす。
一方、2年前、映画「女たちの都~ワッゲンオッゲン~」で40年ぶりにスクリーン復帰。去年は小泉孝太郎主演のドラマ「ペテロの葬列」(TBS系)に出演した。
「怪しい雰囲気のオヤジはいないかって探した結果、オレにたどり着いたらしい。マルチ商法の会長役で、セリフもないチョイ役だった。しかしさ、この際、もっと怪しいヤツになってやろうと思ってるんだ。そうすりゃ、またどっかから声がかかるんじゃないの」
バツイチ。37歳の娘がいる。