著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

名前が気に入らなければ まるで「整形」のように改名申請

公開日: 更新日:

 5人に1人が“キムさん”という韓国で、やぼったい“サムスン”という名前。ドラマではヒロインのキム・サムスンが改名申請を試みている。その翌年から改名申請が増加し、今も年間15万件ほど申請があるという。

 改名の理由は好き嫌いだけではない。韓国は「金(キム)」「李(イ)」「朴(パク)」の3つの名字で全国民の45%を占めている。「南山(ソウル中心の山)から石を投げるとキムさんに当たる」と言われるほどで同姓同名も多い。

 ありがちな名前やいわくつきの名前は嫌われ、韓国メディアによれば2017年以降は朴槿恵(パク・クネ)さんの改名申請が相次いだという。

「ザ・バッド・ガイズ」のノスンは改名せず、“ジェシカ”というイングリッシュネームを使用している。これは韓国のみならず、中国や台湾、香港でも珍しくない。韓国では特にアルバイト先や語学教室のような場所で英語名のニックネームを使用するケースが多い。韓国名の発音の難しさやクリスチャンの多さも影響しているようだが、韓国人女性いわく「オシャレ感覚で好きな英語名のニックネームをつけて楽しんでいる」そうだ。日本の“キラキラネーム”よりグローバル化しているのではないか。

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