フミヤ還暦目前で確執決着? チェッカーズ再結成の奇跡も
あの80年代の輝きをもう一度――。チェッカーズの再結成が芸能マスコミの間で取り沙汰されている。ボーカル藤井フミヤ(58)はこのほどテレビで約30年ぶりにデビュー曲「ギザギザハートの子守歌」などを歌い、断絶と伝えられていた音楽プロデューサー芹沢廣明氏にも自ら連絡をとって関係を修復。芹沢氏は作詞家の売野雅勇氏とのコンビで「ギザギザハート――」「涙のリクエスト」など、チェッカーズ初期の大ヒット曲を手掛けたことで知られ、そんなグループの恩人からも「個人的にはチェッカーズを再結成してほしいと思っていますよ。本人たちのスタンスはわかりませんが、またみんなで歌う姿が見られたらいいな、と思っています」とエールの声があがっている。
再結成については、クロベエことドラムス徳永善也さん(享年40)が2004年に亡くなっていることなどから、オリジナルメンバー7人がまた揃うことはかなわない。フミヤとコーラス高杢禎彦(58)との確執も残っているようだが、ここへきて、少し風向きが変わってきたようだ。
「なんといってもフミヤの心境の変化でしょう。コロナ禍でコンサート活動もままならず、封印していたチェッカーズの曲を歌った動画をSNSでアップしたところ、とても評判が良かったそうで『もう何があるかわからないし歌えるなら、歌っていこうと思った』と前向きなんです。来年7月に還暦を迎えるのですが、声量の衰えもない。1時間半のウオーキングやストレッチで鍛え、ステージで足を開脚する当時のパフォーマンスもへっちゃら。『まだ10年は頑張れるかな』と意気軒高ですからね」と、スポーツ紙音楽担当記者。