木下優樹菜は立派なベテラン? 正しい「マインドフルネス」を専門家が解説
マインドフルネス瞑想で分かりやすいものには、「自分の呼吸に注意を向ける観察瞑想」がある。一般的な瞑想は「集中して無になることや、対象とひとつになることを目指すもの」が多い。だが、マインドフルネス瞑想は集中して観察し、気づくことにポイントが置かれているという。
この瞑想を行うことで、どんな効果や変化があるのか、気になるところだ。
「分かりやすいのはストレス軽減効果です。『今この瞬間』に意識を向けることによって、クヨクヨと過去のことを後悔したり、起こってもいない未来のことを思い悩むことが減ります。長期的に瞑想を続けていくと、自分を客観的に見ることができるようになって物事の捉え方が変わり、同じことが起こっても怒ってすぐに反応したり、ストレスを感じることが減っていきます」
続けることで、感情と行動の間に一呼吸置くことができるようになるという。「思ったことをそのまま口に出してしまう」と謝罪動画で話していた木下には、まさにぴったりの瞑想法か。
約40年前、ストレス低減法としてアメリカの医療現場に取り入れられたことから始まったマインドフルネス瞑想。始めてから約2カ月で効果が表れるそうだ。