今村昌平と日活女優編(3)代表作「にあんちゃん」で探し出した松尾嘉代
今村昌平の名前が広く世に知られたのは、監督第4作「にあんちゃん」(1959年)だった。不況にあえぐ炭鉱の町を舞台に、両親を亡くした朝鮮人の4兄妹が貧窮のためにバラバラになりながらもたくましく生きていく姿を描いたこの作品は、ベストセラーになった10歳の少女・安本末子の日記を原作に…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,390文字/全文1,530文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】