アベノミクスの徹底検証が急務 幻想の中にいる国民の悲劇
「消費者物価指数」にも疑義
ついに根本厚労相が白旗を揚げた。昨年1~11月の平均の実質賃金の伸び率がマイナスになったという野党の試算を、5日の衆院予算委員会で事実上認めたのである。
根本は「名目(賃金)を機械的に消費者物価で割り出すことで出された前提の限りでは、おっしゃる通りだ」とシブシブながら答…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り2,755文字/全文2,895文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】