ボートレース平和島 第23回日刊ゲンダイ杯 6月27日から開催

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安定感一番は杉山近況も好リズムだ

 ボートレース平和島「第23回日刊ゲンダイ杯」は、来週の27日開幕。30日までの4日間シリーズで行われる。杉山正樹、河村了、松尾拓の東海勢が主力となるが、ベテランの芝田浩治、地元の馬場剛も好勝負。さらにA1級の黒崎竜也、清水敦揮、上村純一らに加え、A2組にもクセ者が多く混戦ムードが漂う。

 安定感で優位に立つのはGⅠ戦線で活躍する杉山正樹だ。前期は6.85の勝率をマークし15期連続A1を決めた。3月の常滑でVを飾り、4月の宮島69周年はV戦1号艇でGⅠ初Vに挑んだが、スタートで遅れ2Mで転覆と悔しい思いをした。落ち込むことなくその後も蒲郡と児島で優勝。当地はV歴こそないが、GⅠ59周年(13年)の優出5着を含め通算4優出と実績がある。今の勢いなら信頼度は高い。

■逆転に燃える河村松尾も実力は互角

 同支部の河村了も前期勝率は6.87で15期連続A1と実力は互角。近況も常滑優出4着、尼崎同2着、多摩川同4着と好調だ。逆転に意気込む。

 2期A2が続いた松尾拓だが、前期は6.61の勝率を残し来期(7月〜)はA1に返り咲く。2年前の津東海地区選手権でGⅠVからも実力は上位。近況も浜名湖と多摩川で優勝とリズムも良く、三つ巴に持ち込むか。

 ベテランの芝田浩治と地元の馬場剛も優出の有力候補。当地は3Vの芝田は今年優勝には見放されているが、7優出と手堅い。

地元の馬場も気合十分

 馬場は前期6.05と勝率を伸ばすことができず来期はA2に落ちる。当地は先月のGⅠ69周年で予選トップ通過を果たすも準優で5着に敗れ優出を逃した。雪辱なるか。気合を入れて臨む。

 A1級の黒崎竜也、清水敦揮、上村純一らに、ケガの影響でB2に落ちている石塚久也も一般戦なら優出級の力がある。

 A2の向後龍一、杉田篤光、柴田光の食い込みもありそう。

第23回日刊ゲンダイ杯(ボートレース平和島)

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