DeNAバルディリス “恩人”岡田氏監督復帰なら阪神入りも

公開日: 更新日:

 そこへ顔を出すのが阪神である。あるOBが言う。

「阪神は和田監督が退任すれば、元監督の岡田彰布の再登板が実現する可能性がある。そうなれば岡田がバル獲得を希望するだろう。何しろバルにとって、岡田は大恩人だからね。08年、阪神に育成選手で入団した時の監督が岡田で、同年に支配下選手に引き上げられた。09年限りで阪神を自由契約となるも、オリックス監督だった岡田が引き取った。300万円だった年俸は今や1億5000万円。ジャパニーズドリームが実現したのは岡田のおかげといえるからです」

 阪神は、アスレチックス2Aの中島裕之の獲得調査に乗り出し、三塁で起用する構想もある。だが、メジャー帰りの選手は失敗続き。城島が4年契約を結んだものの1年間しか働けず、西岡、福留、建山も額面どおりの活躍をしているとは言い難い。今年の親会社の株主総会では株主から、「大リーグで使えなくなった選手たちに多額の費用をかけて買いあさっている。金でチームをつくるようなマネをやめてもらいたい」と批判を食らっている。中島を獲得すれば失敗は許されないだけに、二の足を踏むことも考えられる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省は「品質管理徹底」と言うが…新たに放出の備蓄米「古古米」「古古古米」はおいしいのか?

  2. 2

    松山千春だけじゃない“黒い交際”が切れない芸能人たち…組長の誕生日会やゴルフコンペに堂々参加の過去

  3. 3

    中居正広氏だけが破った「SMAPの掟」…元女性アナへの“性加害”認定の泥仕合を招いたものとは

  4. 4

    回復しない日本人の海外旅行…出入国数はGWもふるわず、コロナ禍前の半分に

  5. 5

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  1. 6

    田中圭にくすぶり続ける「離婚危機」の噂…妻さくらの“監視下”で6月も舞台にドラマと主演が続くが

  2. 7

    「リースバック」で騙される高齢者続出の深刻…家を追い出されるケースも

  3. 8

    世界卓球男子ダブルス 64年ぶり金メダルのウラに“大魔王”引き立てた「ミスターダブルス」

  4. 9

    星野源が新作アルバム宣伝ポスターで“炎上”騒ぎ…「孤独はなくならない」発言で心配な新垣結衣との夫婦関係

  5. 10

    備蓄米狂騒で進次郎農相ハイテンションだが…早くも剥がれた「弱者イジメ」の化けの皮