ダルもう離脱 たった3試合で「故障者リスト」へ逆戻り
メジャーに復帰したばかりの日本人右腕が再び離脱を強いられた。
レンジャーズは13日(日本時間14日)、ダルビッシュ有(29)を右肩と首の違和感で15日間の故障者リスト(DL)に入れたと発表。9日にさかのぼってのDL入りで、復帰は最短で23日となる。
ダルは同日、地元テキサス州アーリントン市内でMRI検査を受診。チームドクターのキース・マイスター医師による診断の結果、構造的な異常は見られなかったが、大事を取って先発ローテーションから外した。今後は期間を設けず、当面はノースローで調整するという。
昨年3月にトミー・ジョン(腱の再建)手術を受けたダルはリハビリを経て、今年5月28日のパイレーツ戦でメジャー復帰。続くマリナーズ戦で2勝目をマークして完全復活をアピールしたが、8日のアストロズ戦で首と右肩の張りを訴えて降板。予定していた13日のアスレチックス戦の登板を回避した。
チームの発表によれば、今回のダルの症状は肘にメスを入れた投手によく見られるものだという。