留任たった3人…ソフトBコーチ陣“大シャッフル”の目論見
28日に球団が発表した、来季のコーチ人事。一軍で留任となったのは佐藤投手コーチ、鳥越内野守備走塁コーチ、清水バッテリーコーチの3人だけ。残りは新任や配置転換で二軍や三軍から来たコーチばかりだ。
これまで一軍を担当していた大道打撃コーチ、田之上投手コーチは三軍担当になるなど、一~三軍の首脳陣を大規模にシャッフルした。
さらにヘッドコーチとして入閣が確実視されている達川光男氏(評論家)を含め、数人が後日の発表になるという。
ある球団OBは「V逸の責任とか、そういう話ではない」と話す。
「要は一から常勝球団をつくり直そうということです。特に一軍コーチはチームの現状を把握しているので、二軍では『どんな指導をすれば戦力になるか』という視点から指導が出来る。逆に一軍に抜擢された元二軍、三軍コーチは若手をよく知っている。下から推薦があった時、チームの現状と照らし合わせて『まだ時期尚早』などと、より慎重な判断を下せる」
総工費60億円をかけて新設した筑後のファーム施設だが、こちらも現状では“猫に小判”。