WBCで来日のスカウト仰天 大谷の打撃はボンズ級の完成度

公開日: 更新日:

 このスカウトが評価したのは、大谷の打つポイントが他の選手と比べて捕手寄りにある点。球をギリギリまで引き付けたうえで、バットの軌道が最短距離でボールをとらえていたという。

 メジャーは打者の手元で動く速球が主体。ツーシームやカッターが主流で、日本人投手が多投するフォーシームという素直なストレートは珍しいくらい。それだけに打者は投球を手元まで引き付け、見極める必要があるとか。大谷は打つポイントが近いからこそ、メジャーの投手にも対応できると、そのスカウトは確信したのだろう。米球界でポイントの近い代表的な打者は、シーズン73本塁打のメジャー記録を持つバリー・ボンズだという。

 メジャーのスカウトから打撃を絶賛された大谷は前日に続き、15日のDeNA戦も「3番・DH」でスタメン出場した。3打数無安打だったが、バッティングの感覚は徐々によくなっているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も