大谷ともう1人…豪ディーブル監督が注目する選手の名前
「日本の選手はみんな素晴らしい。名前は全員知っているよ」
7日に公式練習を行った豪州代表のディーブル監督(54)がこう言った。同監督の本職は、ドジャースの環太平洋部門責任者。いわゆる極東スカウトだ。日本代表が昨秋、メキシコ、オランダと強化試合を行った際、ドジャースの主砲でメキシコ代表のエイドリアン・ゴンザレスが大谷(日本ハム)にグッズをプレゼントして、「タンパリング疑惑」をかけられた。この一件を仕組んだのがディーブル氏だといわれている。
そのディーブル監督に最も注目する選手を尋ねると、間髪入れずに「オオタニだ。今回、見られないのは個人的には残念だよ」と一言。故障により出場辞退した二刀流への評価は揺るぎないようだ。
他に気になる投手がいるかと聞いてみると「スガノ(菅野=巨人)かな」と、8日に対決する日本のエースの名を挙げた。
この日、1次ラウンドが開幕した東京ドームには、多くのメジャースカウトがやってきた。あるスカウトは、「菅野が海外FA権を取得するのは最短でも5年後の22年とまだまだ先の話だが、米球界に興味があると聞いている」と言う。菅野にとって豪州戦は、将来に向けてのアピールの場でもある!?