ボクシング井上尚弥 キレイな顔は「70秒衝撃KO」の勲章
前日試合をしたとは思えない、晴れやかな「顔」である。
7日に初防衛を果たしたボクシングWBAバンタム級王者の井上尚弥(25)が8日、一夜明け会見を行った。井上は主要団体の王者らがトーナメント制で戦うWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)の初戦で、元WBAバンタム級スーパー王者のパヤノ(34=ドミニカ共和国)と対戦。わずか1ラウンド70秒、左ジャブから右ストレートを叩き込み、パヤノをマットに沈めた。
会見で「試合は完璧」と自画自賛したのも当然。この試合で井上が繰り出したパンチらしいパンチといえば、KOシーンのワンツーのみ。しかも70秒という超スピード決着で、顔を殴られるヒマすらなかった。
井上は通称「モンスター」。キレイな顔の怪物もいたもんだ。