元ボクサー西島洋介さん ジム経営とVIPボディガードの今
4階級制覇を狙ってこの9月8日に復帰戦を判定勝利で飾った井岡一翔、10月7日のボクシング世界一決定戦「WBSSトーナメント」スーパーライト級1回戦出場予定の井上尚弥――。何かと話題が尽きないプロボクシング界だが、かつて日本人初の重量級世界チャンピオンとして一世を風靡した男がいた。本日登場の西島洋介さんだ。引退したのは5年前の11月。さて、今どうしているのか?
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「パンチを打つときは拳の一点に力を伝えろ!」
「オフェンスと同時にディフェンスを考えろ!」
東京・西新宿の格闘技ジム「ヒデズ・キック」。日曜日の午前10時に訪ねると、自身のイメージカラーであるグリーンのTシャツにボクサーパンツ姿の西島さんが、「ワールドチャンピオンエクササイズクラス」のレッスン中だった。名刺には引退後に使っているトレーナー名「マスターにし」が記してある。
このエクササイズは、ボクシングの基本動作をベースにしたオリジナル有酸素メニュー。ミット打ちや軽いスパーリングなどを取り入れ、ストレスを発散しながらダイエットができる。ボクシングスキルも学べ、心身ともに強くなるという。