レイズ筒香は初戦出番なしも…出塁&機動力がカギを握る
ア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)が開幕。5日(日本時間6日)はレイズ・筒香嘉智(28)は初戦のスタメンを外れた。初戦でチームはヤンキースに3-9で敗れ、筒香にも出番はなかった。
メジャー1年目の今季は51試合に出場して打率・197、8本塁打、24打点。メジャーの壁に阻まれたが、シーズン終盤には1番で起用され、相手投手に球数を費やさせるなど、リードオフマンの役割をこなした。
レギュラーシーズンは相手先発が左腕の時はスタメンを外れていたが、ヤンキースは右腕主体のため、筒香の出場機会は増える。
同地区のライバル相手に1番打者として出塁することに加え、機動力も求められる。
日本での10年間で盗塁はわずか5個。今季は1度も盗塁を決めていない。183センチ、98キロのズングリ体形で決して俊足ではないものの、筒香の走力は首脳陣から高く評価されている。キャッシュ監督は「常に次の塁を狙おうとする姿勢は相手の野手にプレッシャーを与えられる」と、話している。実際、筒香は次打者の二塁打で一塁から一気に生還するケースも珍しくなかった。