新庄監督ブチ上げ「投手起用新構想」いまだ手探り…日ハム選手・コーチには大負担

公開日: 更新日:

 各球団は25日の開幕戦に向けて、18日のオープン戦でエースを登板させた。

 日本ハムは昨季10勝(9敗)の伊藤大海(24)が先発したが、新庄剛志監督(50)は「良い投手を3、4番目に持っていったら相手の投手は3、4番手。勝ちはもらえるよね。俺はそっちの考え」と話しているように、この日の伊藤が開幕投手を務めるとは限らない。

 スポーツ紙を騒がせているのが、クローザーを除くリリーフ陣の新しい起用法だ。3年ぶりに延長12回制が適用されることを受け、新庄監督は連投より長いイニングを投げられる投手を重視。イニングまたぎを常態化させ、代わりに「上がり日」を設けることで肩を休ませる期間をつくるという。

 通常、中継ぎ陣はほぼ毎試合ベンチ入りし、登板は1イニングというのがセオリーだ。いくら休養日を設けるといっても、定石を外した新庄監督の方針により、選手は大きな負担を強いられることになる。

 コーチ陣もしかりだ。「ダメだったら1年でクビ」と新庄監督に告げられているため、選手をぶっ壊さないようにしながら結果を残すことが求められる。新庄監督がブチ上げた今回の新構想の舵を取る武田勝投手コーチ(43)について、球団OBはこう語る。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース