プロ野球
-
不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ
2003年、阪神は18年ぶりにリーグ優勝を果たしたにもかかわらず、星野仙一監督が「健康上の都合」を理由に電撃退任。岡田彰布・一軍内野守備走塁コーチが一軍の監督に就任した。 僕は星野監督時代の02年に1番の赤星憲広が故障離脱し...
-
巨人オコエ瑠偉が師匠・坂本勇人から盗みたい「内角攻め攻略」の高等技術
巨人のキャンプでオコエ瑠偉(27)が目立っている。 18日のDeNAとの練習試合で「5番・中堅」で出場し、2打数1安打2四球で3出塁をマーク。安打は内角低めの直球を逆方向の右前へ運んだもの。「内角を待っていた。今練習でやって...
-
遊撃はドラ2新人か2年目助っ人か…ソフトBはレギュラー今宮健太の故障を「ケガの功名」にできるのか
選手にとっても、球団にとっても「チャンス」と言えそうだ。 ソフトバンクの今宮健太(33)が18日、キャンプを離脱。13日に左ふくはらぎを痛めて別メニュー調整をしていたが、回復具合が思わしくなかったため、今後は筑後のリハビリ組...
-
楽天・三木監督 初めて明かす黄金ルーキー宗山塁の掛け値なし評価、村林一輝との遊撃争い
昨年ドラフトで5球団競合の末、楽天入りした宗山塁(21=明大)。多くの注目を集める中、初の対外試合で全3打席に出塁、昨18日の広島戦でも適時打を含む2安打をマークするなど、適応力の高さを見せている。 その黄金ルーキーの掛け値...
-
バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた
岡田彰布二軍監督は一本筋が通った人だった。 野村克也監督就任1年目の1999年キャンプ初日、「全員でミーティングをやるから二軍も(往復1時間離れた一軍)宿舎に来い」と呼び出された際、「二軍はアタマ使うより練習させなアカンのと...
-
巨人・秋広を覚醒させる阿部監督の“魔改造”…内角直球系を引っ張っての2打席連続弾に他球団警戒
昨年9月のことだ。 「秋広を見ていて、どうですか? つまらなくないですか?」 中日戦に快勝した試合後、阿部慎之助監督がこう切り出した。 先発出場した秋広優人(22)が三飛、三ゴロで2打席凡退。その裏の守備からベ...
-
ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」
2019年オフに古巣のソフトバンクでフロント入り。恩師である王貞治球団会長付の「特別アドバイザー」に就任した。24年からは「シニアコーディネーター」を兼務、昨年11月にはCBO(チーフベースボールオフィサー)という新職に。古巣に復帰...
-
巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」
「やろうとしていることをやろうとしていた。そこまで力を入れていないけど、バッターが立ってワーッと投げたくなるところ、自分でコントロールして、意識をしてやっていたことが見えたそうなので、そこはすごく収穫はあったんじゃないか」 巨...
-
井上中日が「脱立浪」で目指す強打変貌大作戦…早くもチームに変化、選手もノビノビ
「打撃に関しては、変えようとしている様子がうかがえます」 井上一樹新監督が就任した中日についてこう話すのは、他球団の関係者だ。 「対外試合はともにDeNAと対戦、1戦目こそ0-4で完封負けしたものの、2戦目は8-6で打ち...
-
ソフトバンク城島健司CBO「遅かれ早かれ、正捕手はいなくなる。それが今年だったということ」
2012年に阪神で引退後、19年オフにソフトバンクの「球団会長付特別アドバイザー」として球界復帰した城島健司氏。24年からは「シニアコーディネーター」を兼務し、昨年11月にはCBO(チーフベースボールオフィサー)という新設の役職に就...
-
ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?
早大出身の茂木栄五郎は、2015年ドラフト3位で楽天入りし、1年目からレギュラーとしてプレー。途中、故障による離脱はあったものの、ここ数年は出場機会が激減していた(22年73試合、23年8試合、24年46試合)。もう一度レギュラーを...
-
日本ハム野村佑希「新4番」の成否はメンタル次第…新庄監督の「開幕15試合で判断」には強気だが
日本ハムの「新4番」、野村佑希(24)が大暴れである。 16日の楽天戦に「4番・指名打者」でスタメン出場。右に左に3本の長打(1三塁打、2二塁打)を放ち、4打点をマークしたのだ。 その野村は昨年のファン感謝イベントで...
-
巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか
昨13日に宮崎での1次キャンプを打ち上げた巨人の話題は、「マー君」一色の様相だった。 なにしろ、日米通算197勝を挙げるあの田中将大(36)が、連日のように久保康生巡回投手コーチによる投球フォームの矯正を受けているのだから、...
-
侍J強化試合メンバーに現ドラフト組が初選出も…巨人・岡本和真&ヤクルト村上宗隆が“落選”した裏事情
侍ジャパンは14日、3月5、6日に京セラドーム大阪で開催されるオランダとの強化試合に臨むメンバー28人を発表した。 来年3月にはWBCが行われるため、新戦力発掘に重点を置いたメンバー選考となった。中でも日本ハム・水谷瞬(23...
-
今年の西武は期待できる?真っ暗になっても続くハードな「志願練習」でチーム再建へ
昨季最下位に沈んだ西武。チーム打率は、リーグワースト記録を更新する.212と、歴史的な貧打にあえいだ。 その反省もあってか、今キャンプでは野手陣が日が落ちるまで、いや、日が落ちて真っ暗になってもなお、練習に精を出している。「...
-
日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」
「去年はホント、野球観が変わりました」 こう言って目を輝かせるのは昨季、前人未到の400ホールドを達成した日本ハムの宮西尚生(39)。チーム最年長のレジェンド左腕が感嘆するのが、新庄剛志監督(53)のダイレクトメッセージ(DM...
-
ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」
【前編】で今季の課題と野手について語った吉井監督。インタビューの2回目は佐々木朗希(23=ドジャース)の抜けた投手陣と、佐々木本人に関して聞く。今回は【後編】。 ◇ ◇ ◇ ──投手陣について。昨年10勝した佐...
-
野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…
1999年から2001年の野村克也監督時代の3年間、周辺にいるコーチとの間にこんなことがあった。 「監督がこう言っている」と、ある練習を命じられた。僕の考えと違ったため、「こうやってもいいですか?」と返したが、後になって全く監...
-
ソフトB捕手争いに「現時点で決め手なし」 FA流出甲斐の後釜は守備力重視?
どでかい穴である。 ソフトバンクはオフに正捕手の甲斐拓也(32)が巨人にFA移籍。「甲斐1強」から「捕手戦国時代」に突入した。 主な候補はキャンプで一軍相当のA組にいる3人。2019年ドラ2で6年目の海野隆司(27)...
-
西武・平良海馬「いずれまた先発がしたい」…オフに球団とひと悶着、今季の守護神はあくまで「一時的」
納得はしたが、思いは変わらずーーだ。 12日のライブBPに登板するなど、順調に調整を進めている西武の新守護神・平良海馬(25)だ。 「大体このくらいの時期にやっていますし、球数や力の入れ具合も予定通りです」 オ...
-
巨人期待の浅野翔吾&秋広優人が絶対に避けたい“強制送還”…「野手1人増」で熾烈極める外野争い
二軍スタートから沖縄・那覇への切符を勝ち取った。 13日に宮崎キャンプを打ち上げた巨人は、15日からの沖縄・那覇キャンプに、二軍スタートからただ一人、岡田悠希(25)が合流することが決まった。一軍は投手20人、野手21人。阿...
-
「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…
僕が新人だった1997年は現役時代に「牛若丸」といわれた遊撃の名手、先日亡くなった吉田義男監督だった。1年目に我慢して一軍に置いてくれたおかげで、2年目は打率.293とまずまずの成績を残すことができた。ただ、残念ながら、これからとい...
-
楽天ドラ1宗山塁の長所と課題を担当スカウトが明かす…初の実戦で2安打、全3打席出塁
「まだ始まったばかりですが、緊迫した場面でも焦ることなく、淡々と自分のプレーができるのが強みです」 こう話すのは、楽天の沖原スカウト。ドラフト1位の宗山塁(明大)を担当し、現在はキャンプ地で新人の動きを見守っている。 ...
-
僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…
中日時代の「鉄拳制裁」の噂は本当か、というくらい、阪神1年目の星野仙一監督は穏やかだった。ただし、あの時だけは違った。 就任2年目の2003年春のキャンプ。始まったばかりの第2クールで足を痛め、リタイアした僕に、ついに「闘将...
-
ソフトバンク上沢直之が語った「挫折で得たもの」 移籍めぐる“炎上”についての質問に「それは…」
1年間の米球界挑戦を経て、今季から日本球界に復帰したソフトバンクの上沢直之(31)。 2023年まで在籍していた日本ハムとキャンプの違いを聞くと、「大きくは変わらないけど」と前置きし、「思っていたより、拘束される時間が少ない...
-
巨人・田中将大ついに「ぼっち飯」卒業!投手会での“シメの絶叫”が転機、若手中堅が「マーさん」イジり
巨人・田中将大(36)が11日、ネットスローを行った。初日からマンツーマン指導を受けている久保巡回投手コーチの「魔改造」は第3クールに突入。この日はブルペンの傾斜を使ってステップ幅を縮め、ネットに向かって投球した。 話し相手...
-
DeNA牧秀悟が明かす「メジャー挑戦」 「ライバル巨人の大補強」「リーグ優勝の必要条件」
1998年以来のリーグ優勝に向けて、沖縄でひたすら汗をかいているのが、DeNAの主将、牧秀悟(26)だ。 昨季はリーグ3位から日本一を達成。11日には全体練習後に特守に行い、優勝に不可欠なものとして守備を挙げた。 「チ...
-
大勢「勝つために八回を投げる」と“白旗”…マルティネスとの巨人守護神争い早くも決着
守護神がトーンダウンした。昨9日の宮崎キャンプ第2クール最終日、大勢(25)が一軍投手陣の大トリでブルペン入り。捕手を立たせたまま13球を投げ込むと、「チームが勝つために自分が八回を投げた方がいいなら投げる」と自らストッパーからセッ...
-
阪神・藤川監督「取材拒否」「黙とう不在」の舞台裏…岡田前監督とのハレーションに周囲ヒヤヒヤ
阪神キャンプがアノ人の話題で盛り上がっている。 昨年限りで監督を退任した岡田彰布オーナー付顧問(67)だ。6日にキャンプ地に合流すると早速、ブルペンを視察。2023年MVP右腕の村上を「今年一番勝つと思う」と絶賛すると、昨季...
-
紅白戦で同点適時打の野村佑希にニンマリ? 日本ハム新庄監督「適材適所」の尻叩き
叱咤激励の効果はあったか。 日本ハムの野村佑希(24)が9日の紅白戦に紅組の「4番・一塁」で出場。四回に詰まったゴロながらも、同点適時打を放った。 この日、右中間への痛烈な適時二塁打を放った清宮に比べると、泥臭いもの...