新庄監督ブチ上げ「投手起用新構想」いまだ手探り…日ハム選手・コーチには大負担
「投手としては体格に恵まれず(176センチ、73キロ)、現役時代は球速もかなり遅かった。それでも先発とリリーフをこなす左腕として、通算82勝を挙げている。その投球術やメンタルの強さは、必ず指導に生かせるはずだと球団から期待されています。引退してからも、球団に籍を残したまま独立リーグに派遣して指導者経験を積ませたのも、手放したくないからに他なりません。それほど強い信頼があるのです」
新庄監督は先月末に出版した自著「スリルライフ」(マガジンハウス)に「ひとつだけあまり自信がないのは、バッテリー間のこと」「僕にとって未知の分野」と書いているように、投手の起用法は手探り状態なのだ。
球団の期待を背負う武田コーチは新庄監督のともしびになるか──。