日ハム近藤健介が離脱ならダメージ絶大 左膝違和感で初回交代し新庄監督もヒヤリ
16日の西武戦の初回に左膝の違和感を訴えて、途中交代した近藤健介(28)。今月2日に中堅手の五十幡が急性腰痛で故障離脱して以降、この日まで中堅として7試合に先発出場していた。
しかし、2011年に入団してから中堅を守ったのは19年秋の侍ジャパンの壮行試合で「何かあった時のため」(近藤)という程度。慣れない守備位置での出場が影響した可能性も考えられる。
17日時点のケガの状況は明らかにされていないものの、もともと腰や膝に古傷を抱えているだけに、不安を感じる向きは少なくない。
新庄監督はレギュラー争いについて「横一線」を強調しているが、近藤は特別な存在だ。打率3割を4度の打撃はもちろん、チーム再建中の過渡期でベテランが少ない中、チームリーダーとしての役割も担っているからだ。
キャンプでは清宮から打撃について相談を持ち掛けられると、自身の予定を変更。身ぶり手ぶりを交えながらの熱血指導は延々2時間にも及び、こう言っていた。
「今は本塁打打者が欠けているので、清宮が成長してくれたらチームのためになる」