カブス鈴木誠也がケガの後に強い秘密 復帰後2試合連続本塁打の6号2ラン

公開日: 更新日:

 カブスの鈴木誠也(27)が日本時間6日、敵地・ミルウォーキーでのブルワーズ戦に「4番・右翼」で先発出場。五回の第3打席で左翼ポール際に勝ち越しの6号2ランを放った。六回2死二塁からの第4打席では左前打を放ち、2安打3打点。2試合連続のマルチ安打で8-3の快勝に貢献した。戦列に復帰した同5日にも九回にランニング本塁打をマークしており、これで2戦連発となった。

 同5月27日のレッズ戦で左手薬指を痛め、負傷者リスト入り。離脱前は調子を落としていたが、完全復活を予感させる活躍に「化け物すぎる」とネット上では賛辞が寄せられている。

 長期離脱後に即結果を出せるのは、準備の賜物かもしれない。

 広島時代の2017年8月、プレー中に右足脛骨内果骨折と三角靱帯損傷の全治3カ月の重傷を負った。チームは優勝争い真っ只中。残り試合を棒に振った。主砲だけに落ち込みそうなところだが、当時の鈴木はこんなことを言っていた。

「やってしまったものはしょうがない。(右足首を)手術した今、何ができるかです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…