胃がん
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今後胃がんは急速に減り、すい臓がんが増える…最新の人口動態統計で占う
今月17日に公表された「人口動態統計2023年」(確定数)は、がんの趨勢を占う上で象徴的なデータになっています。がんの種類別年間死亡数で、1位の肺がん(7万5762人)、2位の大腸がん(5万3131人)に次いで、膵臓がん(4万175...
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皮膚を見れば病気が分かる(1)脇の下が黒くザラザラして厚くなっていたら胃がんの可能性
汗をかく夏は、あせもやニキビといった肌トラブルに悩まされる人が少なくない。ただ、治療をしても肌の不調が長引くなら、背後に内臓の病気が潜んでいるかもしれないという。東邦大学医療センター佐倉病院皮膚科教授の樋口哲也氏に聞いた。 ...
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「ピロリ菌」除菌の効果は胃がんのほかにも影響がある
「ヘリコバクター・ピロリ菌」は胃の粘膜に生育している細菌です。胃の中は胃酸によって殺菌されているので、細菌が生きていることはないと考えられていたのですが、ピロリ菌はウレアーゼという酵素を産生することで、胃酸を中和する働きを持っているの...
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ザ・ワイルドワンズの3人がそれぞれの「がん」経験を振り返る
鳥塚 僕は2002年12月に「胃がん」が発覚して、翌年1月に胃の4分の3を切除しました。その2~3カ月前から胃にむかつきなどの違和感があり、リーダーの加瀬邦彦さん(故人)に相談したら自身がかかった医師を紹介してくれて、人生初の胃カメラ...
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肉食をやめれば胃がんにならない? リスクが59%低下するとの報告も
胃がんは日本人に多いがんとして知られています。その大きな原因のひとつはピロリ菌の感染です。井戸水などを原因としてピロリ菌という細菌の感染が胃の中で起こり、それが続くことで胃がんになるのです。幸い最近はピロリ菌の検査が普及して、抗生物...
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【胃がん検診】内視鏡検査の胃がん発見率はバリウム検査の2.5倍
対策型の胃がん検診は50歳以上を対象に、原則として2年に1度のタイミングで受けることが推奨されています。 胃がん検診といえば、以前はバリウム検査が定番でした。いまはバリウムと内視鏡のどちらかが選べるようになっています。費用は...
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胃がんの手術から2年目、夜な夜な“盗み食い”するようになって…
知人のKさん(68歳・男性)が胃がんと診断されて、胃の半分を切除する手術を受けたのが3年前になります。 手術後、1年間は抗がん剤治療を行いました。この間、体重は手術する前の元気な時から比べて7キロほど減りました。それでも、下...
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男子バレー藤井直伸選手は30歳で…スキルス胃がんの早期発見には内視鏡よりバリウム検査
驚いた人は少なくないでしょう。バレーボールの男子、東レアローズに所属する藤井直伸さんが胃がんであることを公表しました。30歳の若さです。 インスタグラムによると、昨年末の試合から目の不調を感じ、症状が改善しないため検査入院し...
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大葉(青じそ)は食後の血糖値上昇を抑える 夕食時に最適
そうめんやうどんなど、さっぱりとした料理の薬味として大葉を使う方も多いのではないでしょうか? 大葉も青じそも実は同じものなのですが、刺し身に添えたり、刻んで薬味などに使われるときは青じそ、対して大葉は、葉のままの青じそにの...
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確実ながん予防 ピロリ菌検査・除菌メリットとデメリット
「確実ながん予防法」はそうないが、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療は、数少ない「確実ながん予防法」だ。感染していても大半が無症状なので、検査をしないと感染の有無が分からない。気になる疑問を、南毛利内科・内山順造院長(日本ヘリコバクタ...
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重病3つ同時に…シンガー小坂忠さん壮絶闘病から復活まで
手術室に向かう直前、娘がボクの唇にキスをしたんです。いやぁ、娘とはいえ、もう40歳を越えていますし、なんだか妙にドキドキして「これで最期なのかな」なんて思いが頭をよぎったりもしました(笑い)。 がんを知っても意外と楽観的で、...
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元ヴェルディ藤川孝幸さん急逝 胃がん早期発見のためには
ピッチに立った者として残念でなりません。ヴェルディ川崎の元GK藤川孝幸さんのことです。先月15日に胃がんで亡くなったことが、報じられました。 享年56。私も暁星高校のはじめまでサッカー部に所属し、GKでした。2歳下で年も近く...
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歯周病は別名“糖尿病の合併症”知っておきたい怖さと予防法
糖尿病やその予備群にとって冬は危険な季節だ。体を動かす機会が減るのに飲食を伴うイベントが増えて血糖が上がりやすいからだ。それは糖尿病の病状を進めるだけでなく、体の免疫力を弱めかねない。だからこそ風邪やインフルエンザなどといった感染症...
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元祖“ムキムキマン”対馬誠二さんはスキルス性胃がんを克服
「対馬さん、これはスキルスです」 そう医師から言われたとき、自分でも不思議なくらい冷静でした。「ああ、そうなんだ」って感じです。 手術をしたのは6年前になります。その半年ぐらい前に友人の勧めで胃の内視鏡検査を受けてみた...
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ビタミンCの吸収と胃がんや早産にもかかわる2つの遺伝子
ビタミンCと聞くと、若さや爽やかさをイメージする人も多いはずだ。 実際、柑橘類やピーマンなどに豊富に含まれるビタミンCには細胞を元気にするさまざまな働きがある。コラーゲンの合成を促進したり、活性酸素を消去したり、副腎皮質ホル...
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最期まで自分らしく生きる がんの緩和的放射線療法とは
先月15日に亡くなった女優・樹木希林さんの死に際をうらやましく思うシニア世代も多いはずだ。全身がんを患いながら、生活の質を下げかねない手術や治療を拒否し、最期まで女優と家庭のことを全うした。現在、がんで苦しんでいる人の中には「56年...