大葉(青じそ)は食後の血糖値上昇を抑える 夕食時に最適
そうめんやうどんなど、さっぱりとした料理の薬味として大葉を使う方も多いのではないでしょうか?
大葉も青じそも実は同じものなのですが、刺し身に添えたり、刻んで薬味などに使われるときは青じそ、対して大葉は、葉のままの青じそにのみ使われる呼称です。また、地域によって大葉かしそで呼び方が異なり、中部~近畿地方にかけてと東日本の日本海側では「大葉」、そのほかでは「しそ」と呼びます。
そんな大葉ですが、ロスマリン酸と呼ばれるポリフェノールの一種が食後の血糖値上昇を抑えてくれる効果があるので夕食時に最適な食材といえます。
その他にも、動脈硬化の防止に役立つカルシウムや高血圧予防のためのカリウムなども含まれ、薬味の中でも栄養成分がダントツに多いことでも有名です。
特に多いのが緑黄色野菜に多く含まれている「β-カロテン」です。可食部100グラムのβ-カロテン当量で比較すると、ニンジンの約1.3倍、ブロッコリーの約13.5倍も含まれています。大葉1枚当たり約1グラムなので、10枚食べればブロッコリー100グラム食べるよりもβ-カロテンが取れてしまう(!)ということですね。